2019年3月28日に読売テレビで放送された『朝生ワイド す・またん』で読売ジャイアンツの原辰徳監督と川藤幸三が対談しています。途中で岡本和馬にもインタビューをしています。
もくじ
対談スタート
川藤 あっ!どーもー。
原 また今年1年よろしくお願いします。(固く握手をする)
川藤 まあ座って。4年ぶりにこうして監督就任3回目はどうしたのまた?
原 いや、僕も聞きたいんですけど(笑)
3度目の就任
原 自分の中では高橋由伸監督にバトンを渡したときに、もう私の中では野球界に戻るという、野球界に全く未練はなかった。
川藤 選択肢としたら全く?
原 全く。もう完全なる休息。
川藤 うん。
原 まあ3年間ぐらい私が野球界を離れている間に、スポーツ界全体に嫌なニュースが多かったですよね。
川藤 確かにね。
原 色々と野球界のみならず。そういうものを見ててね、やっぱりスポーツの原点って悲壮感はいらないと。やっぱりスポーツっていうのはね、好きな人が集まって好きなことをやってるんだ。それに対してノビノビとプレーするっていうことをね、指導者も含めて選手も含めて足りない。(監督就任で)今回は本当に心底そう思ったし、私自身もそう感じたんですね。
川藤 うん。
大型補強と若手台頭
原 FA選手という部分でもね、クローズアップされがちですけど、若い選手出てきますよ。
川藤 わしはそっちに注目したい。
原 うん。多分リリーフ陣もガラッと変わると思いますよ。
川藤 うんうん。
原 多分、先発ローテーションピッチャーもかなり変わるでしょう。もちろんFAの選手もいますけど、若い選手も相当出てくると思いますよ。その辺はやっぱりちょっと・・・私流という部分が出るかもしれません。
川藤 わしはそっちに注目したいねん。
阪神について
川藤 最後にひとつ。甲子園での戦い方はどうします?
原 ハハハ。甲子園はですね、やっぱり特別なんです。ジャイアンツにとって。それで甲子園でね、いいプレーしてジャイアンツの選手として胸が張れるんです。
川藤 うんうん。
原 まあタイガースも、今ジャイアンツと共にやや苦しんでる状況のようで。
川藤 ややどころじゃない。
原 ですから、その中でいい戦いがしたいし、甲子園でいいプレー、或いはいい勝率を挙げるということがペナントレースを我々が目標とするものを得るためには一番必要なところです。
川藤 そうやな。
原 だから全身全霊をもっていきますよ。
原監督との対談終了
森 川藤さん、全然締め上げてないじゃないですか(笑)
川藤 あのな、(原監督は)喋り過ぎ。
森 ハハハ(笑)
川藤 とてもじゃねえけど、監督の言葉うまいやろ?
森 めっちゃうまいですね(笑)
川藤 だから、わしね、監督にインタビューしとる気が全然なかったんや。
森 なんかスゴく余裕がありそうでしたね。
川藤 色んな話をしようと思っても、止まらへんねん(笑) 一番初めの話でね、まあ5分から10分ぐらい喋り続ける。こら(インタビュー)するにはアカンわと思って、もうブチブチと話を切っていかなイカン。
森 講演慣れしてはるんですね。
川藤 そう。そやけどね、まあ余裕や。あれだけの戦力があって、過去2回の実績もあるし。こうやったらああやるでやり方を分かってる。
森 うん。
川藤 その上、戦力があったら。ただ、難しいのはこれだけの戦力がある中で監督がさてどういう采配をするか。
森 若手だと吉川選手とか岡本選手が出てますもんね。
川藤 もう岡本は文句ない。
ここから岡本へのインタビューVTRへ
岡本和真 今季の目標
岡本 勇人さんと丸さんが多分常に塁にどちらかがいることが多くなるので、打点っていうのは普通に打てれば増えていくかなって思います。
川藤 なんぼや?
岡本 120。
川藤 少ないじゃねえか、お前!
岡本 150で(笑)
川藤 200やろうが!
岡本 ハハハ(笑) 200ですか!?
川藤 うん。
岡本 すいません(笑)
川藤 だからそういう風にとんでもない目標。それをわしは期待してる。
岡本 そうですね・・・。
視聴者に岡本がメッセージ
岡本 読売ジャイアンツの岡本和馬です。今シーズンはホームラン60本、打点200打点を目標に頑張ります。応援よろしくお願いします。
川藤 (画面の外から)ええぞ!そうやそうや。
以上です。