2019年4月2日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.オリックスバファローズ戦で福岡ソフトバンクホークスの打線が見せた2回表の鮮やかな攻撃について横浜で監督をしていた大矢明彦、元横浜の野村弘樹、高木豊がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
アナ ソフトバンク4連勝。やっぱり強いですね。
野村 そうですね。11得点ですから、打ちも打ってホームランも出てる印象なんですけどね。
アナ はい。
野村 ちょっと気になったのが今日オリックスの先発はアルバースですよね。昨年、彼は9勝してるんですけどソフトバンクとは一回も対戦してない。
アナ あっ、そうなんですか。
野村 なので今日はソフトバンクと初対戦なんですよ。
アナ はい。
野村 そこでソフトバンク打線の2回表の攻撃なんですけど、1アウトランナーなしでグラシアルから内川、松田、上林と全員が忠実にセンター方向に打ち返すんですね。初対戦ということもあるのかもしれないですけども。
アナ はい。
野村 だから打って打ってというところもあるんですけど、こうやって基本に忠実にセンター返しもするという印象をちょっと受けました。大矢さんどうでしょう?
大矢 やっぱり状況だね。ランナーがどこにいたら、どういうバッティングが必要かってのがね。この攻撃なんかは流れるように素直にボールを打ってるというよりも、技術でそっちに持っていってるヒットも何本かあるんでね。
野村 はい。
大矢 そういう点ではソフトバンク打線はしたたかですよね。
野村 まあ考え方と技術も含めてということですよね。豊さんはどう見ますか?
高木 やっぱりミーティングというか、指示通りに打ってる感じがします。
野村 指示通りに打てるというか。
高木 まあアルバースは強引にいけるようなピッチャーでもないし、やっぱり野村さんが言われたように基本に忠実。知らないピッチャーはセンター中心に打ち分けるという。それがたまたまセンターにいってるという。まあやっぱり技術が高いですよね。内川のなんかも体を開きながら、本当だったら引っ張りたいんだけど、センターの方に押し込んでるもんね。
野村 わざと詰まらせてるということもないでしょうけど。
高木 そういうこともあるよ。詰まってもいいからセンターに運ぶ。
野付 内野の頭を越してくれという攻撃ができる技術の高さと考え方と徹底。強さを感じましたね。
アナ スゴいですね。
以上です。