2019年4月18日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.オリックスバファローズ戦で移籍後初勝利をあげた北海道日本ハムファイターズの金子千尋についてデーブ大久保、谷沢健一、達川光男がタレントの稲村亜美と共に語っています。
今シーズンの金子の登板
3/30 | 先発 | ― | 5回88球 失点2 |
4/6 | 2番手 | ● | 2回49球 失点5 |
4/11 | 3番手 | ― | 2回23球 失点0 |
4/13 | 2番手 | H | 1回12球 失点0 |
4/18 | 先発 | 〇 | 5回54球 失点0 |
金子のヒーローインタビューの一部
金子 スゴい巡り合わせというか。オリックス相手だったので嬉しいですけど、まずチームが3連敗だけは避けたかったのでそれだけを考えて投げてました。前回までの登板よりはしっかりとストレートでカウントが取れたのが大きかったと思います。初登板もここ(ホットモットフィールド)だったので、平成最後にここで勝利をあげられて嬉しく思います。
谷沢 達川 デーブの解説
稲村 日本ハムの連敗は2でストップ。そして金子投手が全12球団からの勝利を達成しました。
大久保 ここ3試合の金子は中継ぎでした。谷沢さん、今日のピッチング見て金子どうでした?
谷沢 先発としてしっかりと準備をして今日のゲームに臨んでるというのが見えましたよね。
大久保 そうですね。
谷沢 ただ、前回と前々回はオープナーというシステムで途中から投げてたけどね。それは首脳陣が何か履き違えているようなね。
大久保 なるほど。
谷沢 メジャーでは抑えのピッチャーやセットアッパーが出て来たりするんだけど、日本ハムは中途半端でしょ。
大久保 まあ3イニングぐらいで投げさせますからね。何か加藤は短いイニングがいいからってことでいかせてるのかなとは思うんですけど。だからオープナーではないですよね。
谷沢 ないない。アメリカだと初回だけだもんね。
大久保 そうですね。達川さん、金子は多分首脳陣と話し合ってオープナーの後ろとかをやってると思うんですけど、金子は去年まで相手として見ていてどうでした?
達川 まあやっぱり先発で投げてきた方がイヤですよね。リリーフだと長いイニングを投げられないですから。あとはやっぱりピッチングがうまいですよね。それと昨年と比べてストレートの質が非常に良くなってますね。
大久保 へぇー。
達川 去年は横から見ててね、もうこれは引退かなというようなボールでした。
大久保 そうなんですか。
達川 今日見ますと相当いいボールを投げてますね。
大久保 じゃあ、やっぱり気持ちの問題もありますよね。
達川 気持ちの問題は相当大きいと思いますね。やっぱり新天地に行って、自由契約を選んで自分から環境を変えたいということでね。そういうところで気持ちがスゴく入ってますよね。
谷沢 初めてこんないいコントロールのピッチングしたね。シーズン序盤はコントロールが悪かったもん。
大久保 確かに。
谷沢 だからオープナーのリリーフをさせたんじゃないかなとも思いますけどね。
達川 まあ短いイニングを投げて、ちょっと全力で腕振ったのが良かったんじゃないですか。
以上です。