2019年4月18日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦で2打席連続ホームランなど猛打賞の阪神タイガースの大山悠輔について谷沢健一とフリーアナウンサーの松岡俊道が、そして途中からデーブ大久保、達川光男も一緒になって語っています。
この日の大山の打撃内容
1打席目 レフトホームラン
2打席目 レフトホームラン
3打席目 レフト2塁打
4打席目 フォアボール
5打席目 空振り三振
谷沢の解説
アナ 今日は大山の2発が効きましたよね。
谷沢 うん。やっぱり4番がしっかりする。今日の序盤の大山の2発はゲームを左右しましたね。
アナ はい。
谷沢 ただ、大山のここまでの成績を見るとね、試合前で17試合出場して打率.224。
アナ はい。
谷沢 特にボールカウントを見ると今日も2ボール1ストライクからホームラン。
この日のホームランの打席のカウント | |
第1打席のHR | 2ボール1ストライク |
第2打席のHR | 2ボール1ストライク |
谷沢 ところがカウント別の打率を見ると0ストライクからは.333で1ストライクからは.263で2ストライクだと.133で追い込まれてから弱いんですよ。
ボールカウント別打率(4/18の試合終了時点) | |
0ストライク | .333 |
1ストライク | .263 |
2ストライク | .133 |
アナ なるほど。
谷沢 追い込まれてからは1割3分3厘しかなかないんですよね。だから4番としてどのようにして狙い球を絞って、配球を読んで、そして打席に向かっているか、というのはちょっと疑問ですよね。
アナ なるほど。
谷沢 試合前17試合で2割2分4厘なんだけど、三振が6つしかない。不思議なバッターですよ。
アナ はいはい。
谷沢 4番で17試合やって6つしか三振がない。だから追い込まれると当てにいってるんじゃないかと思うよね。
アナ なるほど。
谷沢 だからもっと振る。外のボールでもきっと当てにいってますよね。
アナ うーん。
谷沢 だからインサイドは振れるけども、外のボールもしっかり振れるような配球の読みというものを鍛えていかないと4番としてはまだまだ。いいピッチャーのときには心配ですよね。
デーブと達川も一緒に
デーブ 大山選手に先週の木曜日(4/11)に試合終わった後にちょっと話ができたんですけど、自分では「ちょっとタイミングが取れてない。でも、そんなに悪くないんで」と言ってたところで結果が出てきたんで、あとは谷沢さんが言われる通りそこからが成長ですからね。
谷沢 例えばピッチャーのクセを見ながら打ちにいくのか、それとも状況に応じて狙い球を絞ってポイントの位置も決めて打ってるのか。まだ定かではないですよね。
大久保 まあ本人も狙い球を張っていくのかというので、まだフラフラしているというか考えがまとまらないところもあるみたいですね。
谷沢 達川さんともよく対戦しましたけど、やはりアウトローが基本だけども、達川さんの配球を読んで、待ち方も工夫しながら打てたときは嬉しかったですよ。
達川 フフフ(笑)
以上です。