2019年4月21日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日の横浜DeNAベイスターズ戦でスタメンキャッチャーを會澤翼から石原慶幸に変更して試合に勝利した広島カープのジョンソンについて元横浜の高木豊、元日ハムの岩本勉、ヤクルトで監督をしていた真中満がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
この日のジョンソンの投球内容
5回96球 被安打4 奪三振5 四死球3 失点1
今季1勝2敗 防御率7.31(4/21の試合終了時点)
高木 真中 岩本の解説
アナ 広島がDeNAに勝利しました。
岩本 豊さん、ジョンソンが火曜日に投げて中4日の登板だったんですよね。前回は會澤とバッテリーを組んでいたんですが今日は石原に戻しました。
高木 そうですねぇ。それはピッチャーだったガンちゃんが一番分かるんじゃないの?
岩本 はい。
高木 マウンドに立って、景色がキャッチャーによって変わったりするの?
岩本 いや、確かに全てのキャッチャーで意思の疎通が取れているんですけど、阿吽の微妙な呼吸の違いは存在すると思うんです。
高木 うんうん。でも中4日でいくっていうのは、それだけカープの投手陣がキツいのかなってこっちは思っちゃうけどね。
岩本 なるほど。でも真中さん、ジョンソンは必要とされたマウンドだと思うんですよね。
真中 そうですね。この時期の中4日というのは早いのは早いですよね。
岩本 はい。
真中 ただ、ここでカープもずるずるとはいけませんのでね。そういった意味でここでジョンソンの投入ということで、ここまで結果が出てなかったんで、今日は本当に勝てて良かったですよね。
岩本 今日は石原と組んで勝ち星をあげました。これは浮上のキッカケになると考えてもいいですかね?
真中 そうですね。でも僕はキャッチャーはそんなに関係ないと思うんですよね。ここまでのジョンソンはボール自体がそんなに良くなかったので。
岩本 はい。
真中 ずーっと石原と組んでて今季からは會澤組んで今日はまた石原に戻りましたよね。
岩本 はい。
真中 キャッチャーの差よりも本人の出来がちょっと良くなかったのかなと。
高木 でもまた石原とバッテリー組ませるよ。
真中 そうですね。石原とはずっとバッテリーを組んでてやりやすいとは思うんですけど、でも今回の感じはキャッチャーの問題じゃなくて、ジョンソンの出来が全てだったと思います。
岩本 じゃあ前回とは違ってジョンソンの目の前の景色変更で新しい自分を見たらどうですか、というベンチの配慮かもしれませんね。
真中 そうかもしれませんね。
アナ うーん。でも岩本さんにとってバッテリーってどんな存在だったんですか?
岩本 バッテリーっていうだけあって、ピッチャーとキャッチャーが機能しないと野球が動かないんですよね。
アナ はい。
岩本 なので僕は責任を感じてその1球1球に向かい合っていたのは覚えていますよ。
アナ やっぱりその信頼関係というのは簡単には築けないと思うんですけど。
岩本 日常から会話もしますし、酸いも甘いも共に経験しながらゲームに挑みますからね。
以上です。