2019年4月30日に読売テレビの『朝生ワイド す・またん』で当時オリックスブルーウェーブの投手コーチだった山田久志がいわゆる『仰木マジック』について読売テレビのアナウンサーの森たけしと共に語っています。
アナ 昨日(4/29 平成最後の試合)は仰木監督を偲んでということで、みんなが背番号72を背負って試合をしたんですけども、改めて仰木監督の監督時代の成績はこのようになっています。
仰木監督の成績 | ||||||
昭和63年 | 近鉄 | 2位 | 平成9年 | オリ | 2位 | |
平成元年 | 近鉄 | リーグ優勝 | 平成10年 | オリ | 3位 | |
平成2年 | 近鉄 | 3位 | 平成11年 | オリ | 3位 | |
平成3年 | 近鉄 | 2位 | 平成12年 | オリ | 4位 | |
平成4年 | 近鉄 | 2位 | 平成13年 | オリ | 4位 | |
平成6年 | オリ | 2位 | 平成17年 | オリ | 4位 | |
平成7年 | オリ | リーグ優勝 | 監督通算14年 優勝3回 | |||
平成8年 | オリ | 日本一 |
森 我々はけっこう近鉄のイメージが強いんですけどね。
山田 強いよね。
森 平成7年にオリックスが優勝しました。
山田 この時は震災の年だから非常に盛り上がりましたよね。
アナ 「がんばろう神戸」でしたね。
森 スゴい活躍でした。
アナ 山田さんは平成6年から平成8年までオリックスで投手コーチとして仰木監督と一緒に戦われましたよね。
山田 仰木さんは大変だったよ。
森 何が大変だったんですか?
山田 あのね、ピッチャーに関してはほとんどめちゃくちゃ。
アナ あっ、そうなんですか!?(笑)
山田 うん。とにかく全ての試合に勝ちたいから、どんどんピッチャーをつぎ込んでいくってタイプだったんでね。
森 なるほど。
山田 それをストップさせるのが大変。
森 ピッチングコーチはそれをするのが大変なんですね。
山田 うんうん。
アナ よく『仰木マジック』という言葉が言われてましたけども。
山田 『仰木マジック』というのはその日その日にどうやって勝つかを考えて、次の日とかを考えてない。
森 あぁ。その場その場の閃きで。
山田 そうそう。その場の閃きでやってるからね。そして色んなことを考えてた。
森 ほー。
山田 鈴木を『イチロー』にしたりね。
森 そうでしたね。
山田 佐藤を『パンチ』にしたり。そういう色んなことを考えて注目させる。
森 ファンに対しても色々と考えてくれてましたよね。
山田 パ・リーグ広報部長と言われてましたからね。
森 なるほど(笑)
以上です。