2019年5月7日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.広島カープ戦で先発し、13奪三振で2年ぶりの完封勝利を飾った中日ドラゴンズの大野雄大にについて元横浜の野村弘樹、元阪神ダイエーの池田親興、元ロッテの里崎智也がフリーアナウンサーの河路直樹と共に語っています。
この日の大野の投球内容
9回125球 被安打3 奪三振13 四球2 失点0
今季3勝1敗 防御率1.85(5/7の試合終了時点)
大野のヒーローインタビューの一部
大野 (13奪三振について)三振は必ずアウトになるものなのでいいことだと思いますし、どんどん取っていけるように頑張ります。今日勝って喜ぶのは今日までにして、明日からはまた次の登板に向けてやっていくことと、ドラゴンは今頑張り時だと思うので、ファンの皆さんも一緒に去年と違うところを見せましょう。
野村、里崎、池田の解説
アナ 中日の大野雄大は2年ぶりの完封ということでした。
里崎 本人も今年は違うドラゴンズを見せましょうと言ってましたけど、大野雄大にとっても去年と全く違うピッチングをしていますよね。
アナ はい。
里崎 去年はストライクを取るのに四苦八苦していて逆球も多いという展開が多かったんですけど、前回の巨人戦の登板同様に今日もストライク先行でどんどん投げていくんですよね。ストレート、スライダー、チェンジアップ、ツーシームをアウトコースやインコースに投げ分けて、カープ打線はなかなか絞りきれなかったというのも大きかったですよね。
アナ えぇ。
里崎 今日受けていたキャッチャーの加藤も非常にリードしやすかったと思います。どんなサインを出してもしっかりと投げてきてくれるんで、相手バッターの状態を見ながらリードできましたので完璧な勝利だと思いますね。
アナ ドラゴンズは12連戦の11試合目で最近失点が多かったんでこれはいい完封になりましたよね。
里崎 そうですね。今後に向けていい流れも作りましたから明日以降のチーム、そし大野雄大も楽しみですね。
野村 チカさん、今日の大野はもちろんなんですけど、今年はシーズン当初から非常にいいじゃないですか。
池田 いいですね。右バッターのインコースのストレートのコントロールが非常にいいんですよ。
野村 はい。
池田 それがあるんで、バッターがそこを頭に置いているんでチェンジアップ、スライダーがものすごく遠くから変化しているように見える。このインコースへのストレートがあるから変化球も生きていると思いますね。
野村 はい。
池田 やっぱり左投手の右バッターへのインコースのストレートが決まっていると強いですよね。
野村 強いです。
池田 それとこの12連戦で一人で投げきってリリーフを休ませたのも大きいですね。
野村 このまま続けていってほしいですね。
以上です。