2019年6月7日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日の横浜DeNAベイスターズvs.埼玉西武ライオンズ戦を見て、一番の違いは何か?それは走力である元横浜の高木豊、元巨人の松本匡司、元横浜の斎藤明雄がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
アナ 今日、豊さんが見てポイントがあったんですよね。
高木 ポイントというか、松本さん、この両チームはやっぱり走力が違うなと。
松本 そうですね。
高木 DeNAと西武を比べたらチームカラーってけっこう似てると思うんですよ。ホームランが出てっていう。
両チームのシーズン成績(6/7の試合終了時点) | |||
HR | 盗塁 | 得点 | |
西武 | 71 | 68 | 290 |
DeNA | 61 | 17 | 211 |
松本 はい。
高木 まあホームランは10本差あるんですけど、得点が全然違うし、あとは盗塁の数が違う。ダイヤモンドを駆け抜けるスピードが違うように感じるんです。
松本 まあ特に盗塁はある程度の走力がないと出来ないと思いますけど、走力というのは自分の考え方ですからね。判断力とかのね。
高木 そうですよね。
松本 そういった面では大きな要素ですよね。
高木 そうですよね。明雄さん、投げてて走力がある人ってやっぱり守備範囲も広いじゃないですか。
斎藤 はい。
高木 何か横浜の守備ってけっこう間を抜けて行くっていうイメージがあるんですよ。
斎藤 そういう風に見えてしまうというかね。相手チームと横浜の守備を比べてみると、相手チームは前へ前へと守備をするんですよ。
高木 なるほど。
斎藤 それだけ打球までに行くスピードも遅い感じもするんでね。積極的にいってくれないのはツラいなと思いますね。今日も秋山のタイムリーを見ていても2塁ランナーがホームに生還しましたけど、本来ならストップなんです。
高木 そうですね。
斎藤 それでもコーチは回す。足が速いということでそれだけ自信を持っているんじゃないですかね。
高木 一方の横浜では満塁のチャンスを作ったロペスのレフト前ヒットでも、あれは2塁ランナー(宮崎)がホームに生還できないですもんね。
斎藤 私もあれを見ていてホームインしたなと思ったら3塁にストップしちゃってた。
高木 そうですよね。だから走力の差っていうのが、物凄く大きく得点に反映してくるし、勝敗に影響してくると思うんですよ。
アナ 守備でもそうなんですよね。
高木 西武は投手力が悪いと言われているけど、打撃と走力でチームがもってるのかなと思いますね。
以上です。