2019年6月16日にTBSで放送された『S☆1』でこの日の北海道日本ハムファイターズvs.読売ジャイアンツを野村克也がぼやき解説しています。この日は新井貴浩も参戦しています。新井さんは現地で解説し、ノムさんはTBSのスタジオからぼやいています。
試合前
新井 色々と教えてください。よろしくお願いします。
野村 こっちが教えてもらわないと(笑)
試合開始
―菅野が立ち上がりの初球でサイン違い、2球目はボール
野村 菅野どうした?球が走ってないだろ。ボールが抜けてるよ。
―菅野は初回に4連打を浴び3失点
新井 菅野投手から4連打はなかなか見られない。やはりピッチャーは繊細ですからね。少しでも違和感があると全てのバランスが崩れるんですよね。野手は少々痛くてもプレーできるんですけどね。
野村 腰が悪いと低めに投げにくいのかね?ボールが高めに抜けているね。
―彼氏にしたい選手権1位の日ハム・中島が打席に入る
新井 羨ましいですね。カープでやったとしても私は間違いなく圏外だと思います。
野村 女性にモテるんだ・・・。俺なんか論外だな・・・。
―2回から6回まで無失点の菅野
野村 キャッチャーからすればスライダーは便利な球。ここは100%ストレートという配球とかカウントになったときにピュっとスライダーで逃げる。
新井 黒田博樹さんも言われていたんですけど、状態の良い時は何をやってもいいんだけど、状態の良い時は長続きしないんですよね。どこが状態がおかしい中でマウンドにいる方がはるかに多いんですよね。そういった中でその日の状態で試合を作るピッチングをどれだけできるかが大事とお話されていたのを思い出しますけどね。
―7回裏に代打清宮(4試合ぶりの出場)
初球スイング
新井 初球からスイングできている。スイングできたことが大事だと思いますね。
2球ボール、3球目ストライク、4球目フォークを見逃す
野村 よくバットが止まった。
5球目にアウトハイの真っ直ぐを空振り三振
野村 菅野に格の違いを見せられたじゃん。ハッハ。菅野としても清宮に打たれるわけにいかんだろうか、やっぱり真剣勝負するわね。清宮は自分にはどういうピッチングをするのかをある程度考えないといけない。
新井 清宮選手にとっては全てが勉強ですからね。実際に打席に立って菅野投手のピッチングを肌で感じてほしいというのがあったと思いますね。
試合後
―ノムさんから見た新井の解説
野村 俺の経験からいっても解説者1年目ってのは緊張もするし、何か喋らないかんという責任感があって。でも、そういうのをあんまり考えずにのびのびやってりゃいいんじゃないの。解説者1年生としては100点満点だよ。
―ノムさんの評価を聞いた新井さんは
新井 本当ですか!?恐縮です。ありがとうございます。頑張ります!
以上です。