2019年7月3日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース』でこの日vs.福岡ソフトバンクホークス戦で先発した東北楽天ゴールデンイーグルスの岸孝之。7回裏0対0の同点でデスパイネに満塁ホームランを打たれ場面について元横浜の平松政次、元中日の立浪和義、ヤクルトで監督をしていた真中満がタレントの衛藤美彩と共に語っています。
平松、真中、立浪が語る
今季2勝3敗 防御率3.30(7/3の試合終了時点)
デスパイネに痛恨の満塁弾を浴びる
衛藤 首位攻防戦は今日もソフトバンクが勝利を収めましたが、楽天の岸投手も素晴らしいピッチングでしたよね。
真中 岸は本当にいいピッチングをしていました。デスパイネに浴びた一発だけなんですよね。
衛藤 うーん。
真中 平松さん、この場面なんですけど、7回裏0対0の同点で1アウト満塁でフォアボールが出せない場面でチェンジアップを中心に色んな球種を投げたんですけど、この場面の投手心理はどうですか?
平松 もちろんチェンジアップがよく効くんですよね。カーブとチェンジアップで有利なカウントに持っていったんですけどね。
真中 そうですね。
平松 そのあとにストレートを投げるんだけど、そこで甘く入ったところが今日の敗因ですよね。
真中 本当に上手く攻めていたんですけどね。
平松 そうなんですよ。岸のコントロールはいいんですけど、こういうところで痛恨の一球を投げちゃいましたね。
真中 ですよねぇ。立浪さん、打者心理としたらここではチェンジアップが気になってストレートは待ちづらいですよね。
立浪 追い込まれていましたからね。もちろん真っ直ぐタイミングも待たないといけないんですけど、あれだけチェンジアップを多く投げていたんでバッターはそのチェンジアップを頭に入れますよね。
真中 ですよね。
立浪 ただ、デスパイネはそこで甘くなった真っ直ぐを見事に捉えましたよね。
真中 まあ本当に1球だけ甘く入ったストレートをしっかりと捉えた4番の素晴らしい活躍でしたね。
以上です。