2019年7月5日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース』でこの日vs.福岡ソフトバンクホークス戦に先発し相手打線の飲み込まれてしまったオリックスバファローズの山本由伸について横浜で監督をしていた大矢明彦、元横浜の高木豊、元ロッテの里崎智也がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
今季4勝4敗 防御率1.92(7/5の試合終了時点)
アナ ソフトバンクはオリックスに勝利。打線の勢いが止まらないですね。
高木 8連勝。里崎さん、「強い」と一言で言えばそのままなんですけど、山本由伸に対してもキッカケを掴んだら畳み掛けていくじゃないですか。
里崎 そうですね。
高木 このへんの猛攻を避ける方法はなかったですか?
里崎 もしあるとすれば、もう少しカーブを多く使っていれば良かったと思うんですよね。カットボール、ツーシームとか速いスピードの球がけっこう多くて、力でねじ伏せようというのが見えていたんですけど、ソフトバンク打線がファーストストライクからどんどん打ってきて、それにアジャストされたんですよね。
高木 うん。
里崎 もうちょっとカーブを多くして緩急をつけていれば、ひょっとしたら抑えていたかもしれないですよね。
高木 うーん。大矢さん、山本由伸という若いピッチャーで力はあっても、なんか波に飲まれることってあるじゃないですか。
大矢 ありますね。
高木 そういうときは、大矢さんはどうしたらいいと思います?
大矢 キャッチャーやベンチが動いて少し間を置くとかですかね。
高木 なるほど。
大矢 今日はソフトバンクだしたけど、割と好不調のバッターがいるんですね。今はグラシアルなんかは好調なんで、そこでは思い切った攻めをしてみるとかね。
高木 うんうん。
大矢 そうそう味方が援護をしてくれないんで、失点を抑えていくしかないんですよね。
高木 ソフトバンクに本当に怪我人がいるのか、と分からなくなるぐらいの強さですよね。
アナ そうですよね。特に山本投手に対しては「みんなで何とかしてやっつけたい気持ちだった」という、その一体感もあったのかもしれません。
高木 そうですね。
以上です。