019年8月18日にTBSで放送された『S☆1』でこの日の横浜DeNAベイスターズvs.広島カープを野村克也がぼやき解説しています。
試合開始
―DeNA先発の今永は初回1アウト3塁のピンチを背負うがなんとか無失点
野村 今永はストレートのキレがいいよな。コントロールが抜群だ。
―2回表、2アウト1塁で小園がヒットでチャンスメイク
野村 左対左のスライダーを食らうような打ち方。こういうのはセンスだね。真似してできる技じゃない。
ヘッドを返さずにセンターに打ち返す
野村 持って生まれた打撃のセンスだね。
―今永は5回まで無失点
野村 今永はよく腕が振れてんだろうな。バッターは投手の腕の振りを目で見てんだよ。ビュッと腕が振られているのに遅い球がフワーっと来たら打てない。ピッチャーにとって腕の振りって大事よ。
―広島先発の九里も5回まで無失点で投手戦
野村 投手戦と言っていいのかな。両軍ともどうやって1点を取るかね。これじゃ攻略法が見つからないね。こういう試合は、えてしてホームランで決まるんだよな。
―6回表 打席に立つ鈴木誠也に熱愛が発覚
野村 恋愛中?羨ましい。今の選手はなぁ、本当に美女と野獣だね(笑)
―2アウト1塁でメヒアが3ボールから打って内野フライで凡退
野村 なに?ノースリーから打ったの?1点勝負の雰囲気じゃん。チームのことなんか考えてないよ。
―7回裏 途中出場のロペスがソロホームランで試合が動く
野村 1球で試合が動いたよ。九里は初球だから別に勝負しにいっていない。ただストライクを取りにいったんだね。片手でレフトスタンドに放り込んで、さすが外国人パワーだな。何でこんな選手をスタメンで使わないんだろうね。九里投手は非常に悔いが残っただろうね。
試合後
―140球完封の今永について
野村 今日のピッチング、今永最高。この調子を続けて頑張ってちょうだい。
―巨人追走について
野村 やっぱり巨人を追いかけるのはDeNAかなと思っちゃうね。このまま終わってほしくない。面白くしてほしい。野球はゲームセットまで分からない。
以上です。