2019826日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』で仁志敏久がヤクルトの村上宗隆のバッティングについてフリーアナウンサーの山本萩子と共に色々と語っています。

 



村上の打撃能力について

8/26日時点の村上の成績
119試合 率.234 本30 点85

 

アナ 仁志さんは村上選手にはどのような印象をお持ちでしょうか?

 

仁志 まずは長打力ですね。もともとホームランを打てる力がありますけど、逆方向にもしっかりとホームランを打てるというのがここまでホームラン数を伸ばしてきた要因かなと思いますね。

 

アナ そうですよね。本当にパワーだけではないというところがありますよね。

 

仁志 そうですね。

 

アナ この村上選手は高卒2年目以内の選手としては歴代の記録を更新しそうな勢いなんです。こちらです。(8/26時点での成績です)

 

高卒2年目以内の打撃成績
本塁打打点
中西 太(西鉄) 36中西 太(西鉄) 86
清原和博(西武) 31村上宗隆(ヤク) 85
村上宗隆(ヤク) 30清原和博(西武) 83

 

アナ ホームラン、打点で抜く可能性があるんですよね。改めてスゴいですよね。(※打点の記録更新の場合66年ぶり)

 

仁志 そうですね。まあ打点は抜くだろうなというところですけど、まだ高校を出て2年目ですからね。ホームランと打点の両方でタイトル争いをしていますので、もしかしたら二冠王にも手が届く可能性がありますよね。

 

 

新人王について

アナ そのあたりも楽しみです。この活躍で気になるのが新人王争いです。村上選手は2年目の選手ですが1年目の打席数が14ということで2年目でも新人王の資格があります。新人王の可能性はいかがでしょうか?

 

仁志 十分にあると思いますね。まあこのままいけばタイトルもありますけど、新人王のタイトルはあると思います。

 

アナ そうですよね。仁志さんも1996年に新人王を獲りましたけど、ご自身の経験を振り返ってプロの世界に飛び込んで一番大変だったことは何でしょうか?

 

仁志敏久の1年目の成績
114試合 率.270 本7 点24

 

仁志 まずゲームが毎日あるということですね。体力的なところで1年目は非常に苦しかった思い出がありますね。

 

アナ なるほど。毎日試合があると疲れも溜まりますよね。

 

仁志 そうですね。もちろん相手投手との兼ね合いもあって、ちょっと打ち出せば、もちろん逆の攻めをされたり、それから毎日試合に出続ければ暑い夏になると、余計に体力的に苦しいかと思いますね。

 

 

データで見る村上の打撃

アナ そうですよね。改めて村上選手の打撃について伺いたいんですが、こちらのデータをご覧ください。ホームランの打球方向の割合です。

 

村上の本塁打の打球方向(データスタジアム調べ)
レフトセンターライト
3・4月312
5月305
6月023
7月001
8月334

 

アナ これを見ると春先はレフトへのホームランが多かったんですが、段々とライトへのホームランも増えてきて今は8月はバランス良く打ち分けているような状態なんですよね。これをご覧になっていかがでしょうか?

 

仁志 春先は若い選手で長打力のある選手ということで、外に逃げるボールを多く使われていたんだと思いますね。しかし、村上選手は逆方向に打つのが得意なんですね。

 

アナ はい。

 

仁志 ですから、外に逃げられたボールにもしっかりと付いていけたので逆方向にホームランを打たれた。では、相手はどうしようということで、内寄りのボールを多く投げるようになってきたと思いますね。

 

アナ うんうん。

 

 

仁志 それでも村上選手は対応して引っ張るホームランが多くなった。そこから更にどうしようかということで相手チームは揺さぶりをかけてきたと。しかし、それにも対応して今は満遍なくどの方向にもホームランが出るという結果になってますよね。

 

村上の本塁打の投球コース(データスタジアム調べ)
内角真ん中レフト
3・4月123
5月521
6月311
7月100
8月343

 

アナ なるほど。例えば他の選手に例えると誰に似てると思いますか?

 

仁志 今の状態だと、ベイスターズの筒香選手ですね。筒香選手も引っ張っても逆方向にも打てるホームランバッターですよね。

 

アナ 将来的にはヤクルトの4番だけでなく日本の4番にもなってほしいですね。

 

仁志 そうですね。ぜひプロ野球を代表する4番になってほしいと思います。

 

 

以上です。

誰もが認める存在です。
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