2020年6月18日に朝日放送で放送された『おはようコールABC』で2020年のセ・リーグ順位予想を掛布雅之がABCアナウンサーの柴田博と共に分析しています。
掛布の2020年 順位予想 | |
1位 | 阪神 巨人 中日 DeNA |
5位 | 広島 |
6位 | ヤクルト |
アナ セ・リーグは阪神、巨人、中日、DeNAの4チームが四どもえの優勝争い!?
もくじ
阪神について
掛布 はい。分かりません(笑) ただね、阪神が優勝するための条件がいくつかあります。まずその一つに練習試合でガルシアが先発していましたよね。
アナ はい。
掛布 そのガルシアがリリーフに回って去年の後半に連勝したんですよね。
アナ うんうん。
掛布 ということで、ガルシアをリリーフに回して藤川・スアレス・ガルシアでJFKのようなものを作れる。そうなるとリリーフ陣の層が厚くなります。そのためには今2軍で調整している藤浪と高橋遥人が早い段階で先発ローテーションに入れば、ガルシアをリリーフに回せる。
アナ なるほど。
掛布 そうすれば豊富なリリーフ陣で勝ちを拾っていくことができる。
アナ 特に今年は120試合で過密日程になりますからね。
掛布 それと先発ピッチャーもゲームに投げるスタミナをまだ準備できてないと思いますので、大体100球前後で各チームは交代させると思うんですよ。
アナ はい。
掛布 そうなるとリリーフ陣の負担がスゴく大きくなりますので。阪神のリリーフ陣は質と量が共に他の5球団よりも優っていますので、その中でガルシアがリリーフに回れれば、僕はここ(1位を指差し)に来ると思います。
アナ なるほど。
それによりガルシアをリリーフに回す
巨人について
掛布 そして巨人の強さというのは、やっぱり坂本・丸・岡本。この3枚が動かないですよね。坂本くんも間に合いますから。
アナ はい。
掛布 巨人はチームバランスがいいから必ず上位に来るだろうと。
アナ ほぉー。
中日について
掛布 次に中日は去年のチーム打率がセ・リーグ1位なんですよ。
アナ そうなんですね。
掛布 レギュラーは素晴らしい。ただ、レギュラーに1枚でも故障が出ると、レギュラーと控えの差がスゴく激しいので、怪我人が出たら中日は落ちます。
アナ はい。
但し、レギュラーが欠ける事になると脱落必至・・・
DeNAについて
掛布 そしてDeNAは外国人枠が5人になりましので、あの3人の外国人野手をスタメンで使えますよね。5人枠をフルに使えるのはDeNAなんですよ。
アナ オースティン・ソト・ロペスか。
掛布 はい。この3人を据えた打線を組めれば、120試合制ですけど200発近いホームランを打つような打線が作れると思います。多分1試合で5点取れるような打線を組めると思うんですよ。そうなってくるとDeNAが外国人5人枠で一番有利だよと。
アナ なるほどな。
5人の外国人枠をフルに使える!
掛布 ですから、僕は阪神・巨人・中日・DeNAの、この4チームはちょっと予想できません(笑)
アナ 話を聞いてたらどこも強いですよね(笑) まあ、阪神は藤浪選手と高橋遥人選手が上がってくることが条件になってくると。
掛布 そうです。
以上です。