2020年6月21日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日の開幕3戦目であるvs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦で8回4安打無失点とほぼ完璧なピッチングを見せたオリックスバファローズの山本由伸について、そして1番で出場しているT-岡田について元日ハムの岩本勉と元阪神ダイエーの池田親興がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
もくじ
山本由伸のヒーローインタビューの一部
―今日のピッチングについて
山本 開幕してからチームが2連敗していたので、今日はなんとしても勝とうと思ってマウンドに上がりました。とにかく集中してマウンドに上がれましたので、テンポ良く最高の立ち上がりが出来たと思います。
―ストレートで押していた
山本 ずっと自主トレ期間から練習していた事だったので、本当に結果に出て嬉しいです。
山本由伸の投球を語る
アナ オリックスが完封リレーで今季初勝利となりました。
岩本 今日はなんと言っても先発の山本由伸投手ですよね。
アナ はい。
岩本 キャンプで取り組んでいた事の成果となったマウンドでした。池田さん、このピッチングは圧巻としか言いようがないですよね。
池田 スゴいですね。152キロ153キロと出ていましたが、バッターの反応を見ていると、もっと出ているんじゃないかなというような球を投げてましたね。
岩本 はい。
池田 どこのピッチャーでも苦労しているのが、やっぱり開幕が決まって準備期間が短いというところで、どこのチームも先発には球数を投げさせてないんですよね。
岩本 はい。
池田 そういう条件があるんですけど、8回を94球ですからね。2連敗している中でチームを背負ってエースが投げるという試合でしたね。
岩本 魂の投球という言葉が当てはまる、そういうピッチングにも見えましたね。
池田 はい。ユニフォームもインパクトがあったんで、全てにインパクトがありましたね(笑)
岩本 はい(笑)
T-岡田について
2打席目 センター前ヒット(打点1)
3打席目 ライト2塁打(打点1)
4打席目 フォアボール
5打席目 見逃し三振
シーズン打率.300(6/21の試合終了時点)
アナ そして打っては3安打2打点の活躍のトップバッターを務めるT-岡田選手です。
岩本 はい。昨日(6/20)まではヒットなかったんですかね。大矢さん、T-岡田の1番をどう思われますか?
大矢 まあ、相手からするとインパクトがありますよね。
岩本 はい。
大矢 あんまり状態が良くなかったんで、とにかく1番で何にも考えずに「とにかくいい球が来たらいこうぜ」っていう感じだと思うんですよね。
岩本 はい。
大矢 これがT-岡田の肩の力を抜かせてくれたと思うんですよね。変化球に対しても非常に上手いバットの出し方が出来てましたね。
岩本 そうですね。去年のオフには自ら手を上げて、プエルトリコリーグに参加して、巷では「ちょっと遅めの武者修行」と言われながら、彼も何か期するものがあって取り組み直してたんですけど、表情も明るくなりましたよね。
大矢 そうですね。やっぱり自分で自分の努力によって力を上げていこうというのは年齢関係ないんでね。自分がやりたいと思ったら、そういう武者修行もやるべきですよね。これが結果に結び付けばいいと思います。
岩本 はい。新しいタイプの1番バッターですね。
以上です。