野球教室などのイベント参加

片岡 昨年11月にはワールドトライアウト2019で監督をされましたけど、久々にユニフォームを着て神宮球場に行かれましたけど、あの時はどういう心境でしたか?

 

清原 そういう仕事をまずいただけたことに感謝しながら、そして神宮球場には現役時代からプレーしていてあれだけ慣れていたんですけど、その神宮球場に踏み入れた瞬間に、自分がプレーするわけじゃないんですけど、緊張感がスゴく湧きましたね。

 

片岡 はい。

 

清原 それでまたそういう自分が見たことないような、本当に最後の最後までプロ野球を諦めずに頑張ってる選手たちのプレーしている姿を見ると、やっぱり感動しました。

 

片岡 清原さんに監督を依頼された経緯というのはどういう風なことがあったんですか?

 

清原 突然そういう話が舞い込んできまして、本当に自分自身やっていいのか悪いのかっていうのもありましたし、自分でいいのかっていう感じでしたね。

 

片岡 引き受けられて、やってみて良かったですか?

 

清原 一生に残る思い出ですので、ああいう形で神宮球場でね。ましてや2000本安打は神宮で打ってるんでね。

 

片岡 そうですね。

 

清原 そういう思い出の球場に、またそういう風に入れたっていうのは本当に嬉しかったですね。

 

片岡 立浪さん、清原さんの影響力っていうのは僕たちが一緒にやらせていただいて、一番分かっていると思うんですけど、立浪さんから見られてどうでしたか?沖縄の野球教室でも一緒でしたが。

 

立浪 清原さんがスゴくハツラツと野球をやっている姿を見て、純粋に本当に嬉しかったですね。それで膝が悪いので、守りも1イニングだけお願いするという形で、こっちが気を使って言ったんですけど、痛い足を引きずりながら最後まで守っていただきましたね。嬉しかったですね。

 

 

片岡 清原さんはその時にライト前ヒットを打たれたと聞いたんですけど。

 

清原 あの試合はね、立浪さんはノーヒットやったんですね()

 

片岡 あっ、そうなんですか。

 

清原 昨日(6/21)、フジテレビの『S-PARK』でバッティングについて語っていましたけど。

 

片岡 やってましたね()

 

野村 一緒にやってました。(※その番組に野村も共演していました)

 

清原 (野球教室で)立浪さんはノーヒットで僕は2安打でした()

 

野村 ハハハ()

 

片岡 立浪さん、ノーヒットだったんですか?()

 

立浪 そうなんですよ() それで印象に残ってるのがね、清原さんがヒットを打って塁に出たんですね。ランナーでリードは1歩ほど出たんですけど、牽制されて1歩も動けなかったんです()

 

一同 ハハハ()

 

野村 じゃあ、牽制されてアウトになったんですか?()

 

清原 そう。子供にけん制されてアウトになりました()

 

野村 ハハハ()

 

 

片岡 実際に久々にプレーされて、どうでしたか?

 

清原 やっぱり打席に入ると血が騒ぎますし、心拍数も上がりますよね。

 

片岡 はい。

 

清原 だから、少年が相手なんですけど、本気になってしまいました。

 

片岡 仲間との絆っていうのがテーマだったと思うんですけど、少年少女に清原さんはどういうことを伝えたかったですか?

 

清原 まず今は子供の野球人口が減っているということで、楽しんでもらいたい。そして身近で選手の大きさであったり、そういうものを感じてもらいたいと思いましたね

 

片岡 2019121日の『レジェンドベースボールフェス』には野村さんもご一緒されたんですけど、どうでしたか?

 

野村 ユニフォームを着てバットを握られると、やっぱり顔つきがグッと野球モードに変わるじゃないですか。そしてその傍らで僕と清原さんでトークショーもさせてもらったりして、僕自身がなんかスゴく充実した思いをさせてもらいましたね。

 

片岡 はい。

 

野村 野球教室で教えに行ってるんだけど、清原さんとお会いできて、東京でそれができたってのが嬉しかった思い出の方が強いですね。

 

片岡 今の子供たちに触れ合ってみてどうでしたか?

 

清原 それ以前に、まして自分が子供たちを教える機会を与えてもらえる事に感謝しましたし、八王子で文部大臣の萩生田先生まで駆け付けて頂いて。そしてたくさんの方々、デーブ大久保さんとか、野村さんとか、ライオンズの後輩とか、皆さんの力があってこそ、そういう場に立てたんで。子供達と触れ合うことができたっていう、そのことにすごく感謝の気持ちで一杯ですね。

 

片岡 今後、こういった少年少女にどのようなことを期待されますか?

 

清原 まず野球を好きになってほしいですよね。本当に野球をやっていて、「面白い」「楽しい」と思ってもらえるような接し方をしていきたいと思いますけどね。

 

おすすめの記事