2020年7月28日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦でまたも不安定な投球で降板した埼玉西武ライオンズの今井達也のピッチングについて楽天で監督をしていた田尾安志、元南海阪神の江本孟紀、楽天で監督をしていたデーブ大久保がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
4回2/3 106球 被安打8 奪三振3 四球2 失点4
リードを守れず降板・・・
アナ 西武はソフトバンクに敗れました。先発の今井投手は5回途中4失点で降板となりました。
大久保 江本さん、今井が単純に勝つためにはどういうピッチングをすればいいですか?
江本 あのね、配球的に言うとね、やっぱり変化球が多すぎるんですよ。
大久保 はい。
江本 この試合で解説をしていた池田が「動いてんのか抜けてんのか」って言ってましたけどね(笑)
大久保 はい。
江本 そんなもんね、変化球なんか抜けてるに決まってるんですよ(笑) だから、もうちょっとキチッとした真っ直ぐを投げることを練習した方がいいんじゃないですかね。
大久保 なるほど。
江本 まあ、変化球に頼りすぎてましたよね。
大久保 田尾さん、僕らバッテリーは「こねくり回して」ってよく言うんですけど、こねくり回してるうちに何が何だか分からなくなることがあって、バッターもタイミング取りやすくなるんじゃないですかね?
田尾 調子のいいバッターは引っ張りスイングに入ってないですよね。だからセンター意識で入ってるんで、逆に江本さんが言うようにインサイドにズバッと速い球を投げないと効かないかもしれないですね。
大久保 まあ、真っ直ぐをどっかで打たれて怖くなってるんでしょうけどね。
田尾 そうでしょうね。
大久保 だから江本さんが言われるように練習で真っ直ぐをアウトコース低めやインコースに投げ込めるようになったら、このピッチャーは将来的には二桁勝てます。
江本 まだ若いからね。真っ直ぐを磨いた方がいいよね。
大久保 そうですね。ぜひそういうピッチングをしてくれるように次回期待しましょう。
以上です。