2020年8月6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で先発し、7回11奪三振でチームを勝利に導いた阪神タイガースの高橋遥人のピッチングについて元横浜の高木豊と元近鉄西武の金村義明がタレントの稲村亜美と共に語っています。
高橋のヒーローインタビューの一部
高橋 やっぱりスゴく緊張したんですけど。あとはファンの人たちの声援を背に思い切って投げることができました。苦しい場面もあったんですけど、守備にも助けられて、あとは梅野さんが攻める配球をしてくれたんで、そこは本当に感謝です。
高橋を語る
今季初登板で初勝利!
稲村 阪神が巨人に完封勝利で連敗を止めました。金村さん、この試合の熱視線をお願いします。
金村 色々あったんですけど、やっぱり高橋遥人。
稲村 はい。
金村 もう100点満点のピッチングでしたね。5回終了で11奪三振ですからね。その5回表はエラーが絡んでの大ピンチでした。ピンチはここしかなかったと思うんですよ。
高木 そうですね。
金村 そのピンチでも全く打たれる気配がないんですよね。梅野のリードも素晴らしいんですけど、構えた所にほとんど投げ込みますからね。
高木 なるほど。11奪三振なんですけど、これはコントロールですか?
金村 コントロールとボールのキレですね。それと前半は膝元ぐらいにしかボールが行きませんから。
高木 なるほど。
金村 それで5回に梅野が中腰で三振を取ったんですけど、空振りを狙って空振り三振を取って梅野がガッツポーズをしたんですよね。キャッチャーの梅野があんなガッツポ―スしたのは今シーズン初めて見ました。
高木 うんうん。球速的には何キロぐらい出てた?
金村 147キロぐらいですね。もうとにかく腕の振りがいいですからね。入団当初からこういうピッチャーって言われてたんですけども。
高木 うんうん。
金村 まあ、肩に不安があってね。この素晴らしいボールを投げる腕の振りに体が付いて行かないのかもしれないですね。
高木 あぁ。性格はどんな感じ?物凄いギャップがあるけど(笑)
金村 性格はよく分からないんですけど、金本タイガース時代は惚れ込んだピッチャーでね、初勝利の時のヒーローインタビューでは金本監督と梅野が心配そうにずっとベンチで見てましたからね(笑)
高木 なるほど(笑) でもマウンドでは度胸がありますよね。
金村 そうですよね。本当に素晴らしいピッチングでしたね。
以上です。