2020年8月8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦で相手のピッチャーの直球をことごとく弾き返し決勝打を放った『直球破壊王子』こと北海道日本ハムファイターズの渡邊諒について元横浜の斎藤明雄と広島で監督をしていた達川光男がタレントの井森美幸と共に語っています。
渡辺のヒーローインタビューの一部
―ギャレットとの勝負について
渡邊 本当に人生で一番速いボールだったかなと思います。速いピッチャーだったので、コンパクトに打ちにいこうと思って、打席に立って、それがいい結果に繋がったのかなと思います。
渡邊を語る
2打席目 ライトフライ
3打席目 ショートゴロ
4打席目 レフト前ヒット(打点2)
4打席目にギャレットを粉砕!
井森 日本ハムが西武に勝利。渡邊選手とギャレット投手との対決は見応えがありました。日本ハムファンの間では『直球破壊王子』と呼ばれているらしいですよ。
一同 (笑)
井森 そして今日のホームランとタイムリー、両方ともストレートだったんですよね。まず2回の逆転ホームランについて、明雄さんはどう見ましたか?
斎藤 ストレートに強いバッターというのは分かるんですよね。でもピッチャーはインサイドを狙ったのに真ん中近辺に投げちゃってるんですよね。
井森 はい。
斎藤 やっぱり真っ直ぐが好きな人なら打ち返せるかなと見えましたね。
井森 うーん。でも見事ですよね。
斎藤 そこで打ち返すんですから凄いです。
井森 そして7回の逆転タイムリーヒットなんですが、西武のギャレット投手との勝負でした。達川さん、この勝負はいかがでしたか?
2球目 158キロ ファウル
3球目 158キロ 空振り
4球目 162キロ ボール
5球目 161キロ ファウル
6球目 159キロ ファウル
7球目 161キロ ボール
8球目 160キロ ファウル
9球目 160キロ レフト前
達川 ギャレットは真っ直ぐがウイニングショットという事でどんどん勝負したんですけど、やっぱりタイミングが段々合ってくると、相手に打たれるという事ですよね。
井森 でも速い球でしたよね、明雄さん。
斎藤 速いですよね。162キロは自己最速だと思うんですけどね。
井森 ジャイアンツのクルーン投手が出したのは162キロでしたね。
斎藤 はいはい。だけど、ギャレットの162キロを見ていると、スピードガン的には速いんですけど、バッターからすると見やすいんじゃないかなと。左肩の開きが早いのでスピードガンの数字よりも速く感じてない可能性がありますね。
井森 あっ、そうなんですか。
斎藤 だから体感よりも速さを感じてないかもしれないですね。
井森 へぇー。普通に見てたらビュンビュン来てるような感じなんですけどね。
達川 肩の開きが早いから、私もそう思いますね。
井森 うーん。見応えのある勝負でしたよね。
斎藤 でもちょっとは変化球も投げたら良かったのにね(笑)
以上です。