2020年8月9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvsオリックスバファローズ戦で先発し、今季初勝利を飾った千葉ロッテマリーンズの中村稔弥のピッチングについて元日ハムの岩本勉と広島で監督をしていた達川光男がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
中村のヒーローインタビューの一部
中村 先週は楽天戦での失投の1球がホームランに繋がって、その1球が悔しかったので、今日は低く丁寧に投げる事を心掛けていました。打たせて取るという事を心掛けて、球数を減らせたのも良かったと思います。
中村の投球を語る
今季1勝0敗 防御率3.42(8/9の試合終了時点)
3度目の正直でプロ初の先発勝利!
アナ ロッテは先発中村投手の好投もありオリックスとの対戦成績を10勝1敗1分という成績としました。
岩本 はい。もう完全にお得意様状態ですね。
アナ そうですね。
岩本 その中でロッテの中村稔弥が先発初勝利。達川さん、この新しい左腕が出てきまして、ローテーションに定着したいですよね。
達川 そうですね。非常に良かったですよ。今日はキャッチャーの田村が良かったですよ。ヒーローインタビューでは「1球の失投が」と先週の事を言ってましたけど、今日はほとんどが真ん中付近でしたよ。
岩本 はい。
達川 ただ、田村がとにかくフォアボールだけは出さないようにというリードをしていましたね。それと伏見に対しても満塁にならないようにと、その前の打席でフォークで三振を取ってたんですけど、ストレートに強い伏見に対してどんどんストレート攻めをしてね。この辺の田村のリードが良かった。これに付いて行けた中村も良かったと思いますね。
岩本 なるほど。私、去年ファームでの彼のピッチングも見ていたんですけど、テレビの画面を見ていて、画面で言うと左上から右下に角度を付けたいタイプのピッチャーで、その意識が強すぎるせいか、ずっと上を見ながらピッチングをしているんですよね、重心も目線も。
達川 はいはい。
岩本 それでファームの試合で投げている頃にはスゴく高めにボールが集まり過ぎていたんですが、練習に練習を重ねて自分のイメージ通りの球を投げられるようになっているんですよね。
達川 そうですね。キャッチャーの方に体重移動ができるようになったんじゃないですかね。
岩本 去年よりもマウンドの傾斜をゆったりと使えているように見えるんですよね。
以上です。