2020821日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦で692日ぶりの勝利をあげた阪神タイガースの藤浪晋太郎について、そして2ホーマーのジャスティン・ボーアについて元横浜の高木豊、元中日西武の田尾安志、元横浜の野村弘樹がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。

 

藤浪のヒーローインタビューの一部

藤浪 2年間勝ち星がなかったので「長かったな」という気持ちと、今シーズンはなかなか勝てなかったので「やっと勝てたか」という気持ちが一番強いです。1勝して次の登板に流れが変わってくると思うので、しっかり勝てるように、チームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

 

 

藤浪を語る

この日の藤浪の投球内容
6回1/3 90球 被安打6 奪三振6 四球2 失点4(自責2)
692日ぶりの勝利!

 

アナ ヤクルトに勝った阪神は先発・藤浪投手が今シーズン初勝利ですが、野村さんはどう見られましたか?

 

野村 今シーズンはここまでいいピッチングする試合もあれば、苦しみながらという試合もあって、そして今日一つ勝ったというのはね、田尾さん。

 

田尾 うん。全然変わりますよね。それで藤浪が投げる試合は味方が点を取ってくれなかったんですよね。そういうゲームが続いて、今日はチームとして38イニングぶりの得点もありましたしね。

 

野村 はい。

 

田尾 そこで自分が打って点が入ってね。そしてその回に4点取って、スゴく嬉しそうな顔をしてましたよね。気持ちも出ていました。

 

野村 うんうん。豊さん、藤浪が1つ勝ちました。

 

高木 そうだね。阪神にとってもこれで流れが変わってくるんじゃないかな。ここまで勝ってもおかしくない投球もしてましたしね。そこでやっと勝って、チームにとっても自分にとっても流れが変わると思いますね。

 

野村 やならきゃならないピッチャーですもんね。

 

高木 そうですね。

 

アナ 692日ぶりの勝利というのはやはり長かったですよね。

 

野村 長いですね。2年間ですからね。これでホッとしない事ですね。まだまだこれからだと思ってやってほしいですね。

 

 

2本塁打のボーアについて

この日のボーアの打撃内容
1打席目 フォアボール
2打席目 センターホームラン(打点2)
3打席目 センターフライ
4打席目 ライトホームラン(打点1)
シーズン打率.244(8/21の試合終了時点)

 

アナ そしてボーア選手は来日初の1試合2ホーマーでしたが、いかがでしたか?

 

野村 14打席ノーヒットだったんですけどね。田尾さん、やっぱり外国人選手が打たないとね。

 

田尾 昨日(8/20)まで一発が出る気配がなかったんですよ。それが今日は一発センターにホームランを打って、そして2本目なんかはちょこんと当てた感じなので、それでも飛んで行きますからね()

 

野村 ミートだけであれだけ飛びますからね。

 

田尾 2本目のは本当は崩されてるですが、いつも腰の上に上体が乗ってスイングしたら、こういう活躍をするよなと思うんですがね。どうしても前に突っ込んでスイングしちゃうんですよね。悪い形を直せるようにすれば、もっともっと打てるようになると思いますね。

 

野村 なるほど。豊さん、ボーアは今日2本塁打ですけど、いかがですか?

 

高木 全体的に阪神打線は湿ってましたから、その責任はあったんですけど、やっぱり点を取り出して本人的にも楽になったんだと思いますけどね。ただやっぱりパワーはスゴいですよね。

 

野村 飛ばす力は持ってますよね。

 

高木 そうですね。だからこれを機にまた打ち出すんじゃないでしょうか。

 

野村 そうですね。

 

 

以上です。

藤浪とボーアが活躍すればまだまだシーズンは巻き返せそうな気がしますが。
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