2020年9月15日に東京ドームで行われた読売ジャイアンツvs.阪神タイガースの7回表の阪神の攻撃の矢野燿大監督のまさかの作戦に日テレG+で試合を解説していた赤星憲広がその作戦について語っています。また、その日の『プロ野球ニュース』ではデーブ大久保、谷沢健一、松本匡史もその作戦について語っています。

 



シーン

7回表 阪神2点ビハインド 巨人の投手は高梨
先頭の小幡は叩き付けたバッティングでサードを越えるシングルヒット。
→続く近本の打席ではストライクが入らず3ボール1ストライクからの四球。
→次のバッターの梅野は初球にバントの構えをしてボールを選ぶ。
→2球目に阪神はエンドランを決行したものの、高梨の投げたボールはインコースのボール球で当てるのが難しく梅野は空振りでキャッチャーは3塁へ送球、2塁走者の小幡は3塁タッチアウト。
→阪神はここから得点を取る事ができなかった。
ここで何故エンドランという作戦を決行したのか矢野采配に疑問が残る。

 

G+で解説をしていた赤星

エンドラン失敗直後から

 

アナ ここでベンチは大きな勝負をしてきました、赤星さん。

 

赤星 サインはバスターエンドランですよね。

 

アナ 空振りで走った2塁ランナーの小幡はタッチアウト。

 

赤星 うーん・・・っていう感じですね。せっかく相手がくれたチャンスだったんでね。流れ的には1球目にカウントが1ボールになって、巨人バッテリーとしては絶対にストライクが欲しいところではあるじゃないですか。

 

アナ はい。

 

赤星 だからこそ仕掛けにいったとは思うんですけど、ただ今の2球目もボールなんですよね。どう考えても高梨投手はストライクを取るのにかなり苦労していたので。

 

アナ なるほど。

 

 

ここでリプレイが流れる

 

赤星 この2球目のエンドランの時に空振りしたのは全然ボールですよね。普通エンドランというのはストライクが来る確率が高い時にするんですけど。

 

アナ しっかりとバットに当てられるような球が来やすい状態のピッチャーであったり、カウントを考慮してですよね。

 

赤星 はい。今ので高梨投手は完全に生き返りますよね。まあ、攻める攻撃というのは悪くないと思うんですけど、ちょっとエンドランのサインを出すタイミングが、もう1球見てからで良かったのかなと。2ボールになるとピッチャーは必ずストライクをより欲しがるわけじゃないですか。

 

アナ 今日の高梨の状態を見てですよね。

 

赤星 そうですね。やっぱり1人前の打者の近本選手への投球を見てたら、ちょっとストライク入るような感じもなくて、自分が投げたいところに投げれてない感じだったので。だからこそ梅野選手はここで繋げられるか、そして高梨投手はここで打ち取れば一気にまたジャイアンツの方に流れが行きますよね。

 

ここまで梅野に3球目、4球目を投げています。

 

赤星 これ明らかに3球目と4球目に自分が投げたいところに投げれてますよね。気持ち的にかなり余裕ができてのリカバリーだと思うんですよ。

 

アナ そうなんですね。結果的に高梨を大きく助けたワンプレーになったでしょうか。

 

梅野はこのあとセカンドゴロに倒れ、2アウトランナー3塁となる

 

赤星 (2アウト3塁で)ここはもう1点取られてもいいぐらいの余裕ができるんですよね。そういう意味でも先ほどのエンドランはスゴく大きな、今日の試合を左右するような形になりますよね。

 

アナ 試合が大きく動いた場面であると。

 

次の糸原の1球目ストライク

 

赤星 高梨投手はあれから明らかにストライクが入る確率が上がりましたもんね。

 

アナ ピッチャーというのはそういう事があるんですね。

 

赤星 あると思いますよ。あれから全部ストライクじゃないですか。

 

アナ 確かに全部いいところにいってますよね。

 

赤星 そうなんですよ。まあ、タイガースからするとこのビッグチャンスで1点も取れないとなると、結構苦しいですよね。

 

糸原はカウント1ボール1ストライクから凡退しチャンスが潰える

 

 

 

デーブ 谷沢 松本(プロ野球ニュース)

松本 巨人は3点取った直後の7回表にピンチになりました。ここで巨人のピッチャー高梨がどうしてもコントロールが悪くて近本にフォアボールを出してしまって、ノーアウト1-2塁です。ここでバッターの梅野は初球送りバントの構えをして、またボールになるんですよ。

 

大久保 はい。

 

松本 ここで阪神がバントからバスターエンドランに切り替えてきたんですよ。ここでも見ての通りボール球なんですよね。

 

大久保 そうですよねぇ。

 

松本 やっぱりコントロールが悪い時にこうやって動くっていうのは非常に無謀な作戦になってしまうんですよね。

 

大久保 何か二兎を追っちゃったみたいな。最悪送れる、良かったらタイムリーだった、みたいな。二兎追って一兎を得られなかったですよね。

 

松本 そういう感じですよね。だから、今日の高梨のピッチング内容を見て、しっかりとした作戦を立てないといけませんよね。

 

大久保 もともとはコントロールのいいピッチャーですからね。

 

松本 そうですね。

 

アナ 監督は「いくべきところでいった。俺が受け止める」とコメントされました。

 

大久保 もちろんそれは監督ですからね。谷沢さんはこの攻撃をどうご覧になりました?

 

谷沢 うーん。やはり阪神の焦りじゃないかな。もうジャイアンツに大きく負け越してるでしょ。

 

大久保 はい。

 

谷沢 そこで普通にバントで送るというよりも、何か動いて相手の虚を突いてやろうというようなね。

 

大久保 なるほど。

 

谷沢 まあ、作戦としてはいいと思うんだけど、バッターの梅野はインサイドの球をあれだけ強く振ったらなかなか当たらないよな。

 

 

以上です。

赤星は明らかにイライラして何度も嘆いていました。プロ野球ニュースは本当にヤバい采配の時にはあまり深掘りせずにサラっと流すというのが多いですね。ラジオの解説では湯舟と田尾が出ていましたが、このプレーについてそれほど深く語っていなかったです。
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