2020年10月1日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.北海道日本ハムファイターズ戦で1点ビハインドの9回表の2アウト満塁で見逃し三振してしまった千葉ロッテマリーンズの若き4番・安田尚憲について元横浜の高木豊、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元阪神ダイエーの池田親興がタレントの稲村亜美と共に語っています。

 

稲村 日本ハムがロッテの追撃を何とか振り切りました。

 

高木 色んな事がありました。中田の90打点、井上晴哉が長打を打ったけど2塁まで走ったら間に合わずにタッチアウトとか。そして角中のしぶといバッティングもあった。

 

稲村 はい。

 

高木 その中で集約されていたのがやっぱり最終回です。

 

シーン
ロッテは1点ビハインドで9回表を迎え、対する日本ハムの投手は抑え宮西。2アウトまで何も起こらなかったんですが、そこから田村と福田の連打とマーティンの四球で2アウト満塁まで粘りを見せる。ここでバッターは4番の安田だった。

 

高木 ロッテが9回2アウトランナーなしからチャンスを作って4番に回しましたよ、笘篠さん。

 

笘篠 しぶとい攻撃ですよね。

 

高木 安田はこの打席では何を考えていたんでしょう?

 

笘篠 みんなが繋いで繋いで来てたんで、安田も何とか繋ぎたいという気持ちがあったと思うんですけどね。

 

高木 うーん。ここは4番としてフォアボールなら1点と考えたのか、自分のバットで逆転と考えたのか、この考え方の違いは大きいと思うんですよ。

 

笘篠 そうですね。豊さんが言われたように「俺が打って決めてやるんだ」というガメツサが欲しかったですよね、振ってほしかったですよね。

 

高木 そうですよね。池田さん、この場面についてどうですかね?

 

池田 まず、ロッテは粘り強い。

 

高木 そうですよね。

 

池田 安田も難敵の宮西で、あそこはボールだと見切ったと思うんですよね。

 

高木 なるほど。

 

池田 粘って粘ってファウルも打ってたし、だから最後は自信を持って見切ったと思うんですけどね。

 

高木 うんうん。

 

池田 だけど、際どいコースはカットしなきゃいけないところを見逃してしまったのが問題だったのかなと。まあ、宮西はいいピッチャーですからね。

 

高木 まあ、安田が成長するためにいい勉強したってことですね。

 

池田 そうですね。

 

 

以上です。

最後も際どいコースでしたから選球眼は絶対にいいですよね。
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