2020年10月15日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.オリックスバッファローズ戦で6回表に見せた代打策から見える福岡ソフトバンクホークスの底力・地力について元横浜の高木豊と元阪神ダイエーの池田親興がタレントの稲村亜美と共に語っています。

 

シーン
6回表 同点 無死1-2塁
バッターは前の打席でチャンスを潰していた松田。ここでベンチは代打川瀬を起用し送りバントを決める。その後、ソフトバンクが1点取り、尚も1アウト満塁という場面でバレンティンの代打長谷川が満塁ホームランを放ち試合を決定める。

 

高木 この試合、スタメンで出てたベテラン2人に代打が告げられました。バレンティンは年間60本打ったことのあるバッター、そして松田は実績がバリバリの選手。池田さん、これ代えられて結果が裏目に出るとベテランもムッとするんだろうけど。

 

池田 そうですよね。

 

高木 ここでキッチリと結果が出ると、もう納得せざる得ないですよね。

 

池田 松田の場合は4回表にノーアウトランナー1-2塁で打ちにいって、結果ダメだったんですよ。

 

高木 はい。

 

池田 それで6回表の勝負という場面で松田のところに川瀬を代打で出して送りバントと。

 

高木 うんうん。

 

池田 ここでキッチリと決めてくれたし、ここは松田自身も「しょうがない」と思える場面のはずです。尚且つ、バレンティンもそうですが、ここで代打で出た長谷川がホームランを打って結果を出すことによって松田も救われるんですね。

 

高木 そうですね。

 

池田 松田もバレンティンも救われた長谷川の一打。ベンチもホームランまでは考えてなかったと思いますが、最高の形で長谷川が期待に応えてくれた。今後、ホークスベンチにとっても長谷川がスゴい武器になると思いますよ。

 

高木 うんうん。だからソフトバンクを見ていると、柔軟に戦い方を変化できますよね。

 

池田 そうですね。

 

高木 それが何か日本シリーズになると、もっと細かくなるし。

 

池田 調子が悪い日もあるんですけど、集中力を高めてこういうイニングを作れると。そこには豊富な選手の駒がある。明石もいたり、川島がいたりですよね。

 

高木 そうですね。

 

 

以上です。

やっぱり強いんですよね。
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