2021年3月31日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦でプロ初登板で6回1失点と堂々のデビュー戦を飾った北海道日本ハムファイターズのドラフト1位ルーキーの伊藤大海のピッチングについて元横浜の高木豊、元巨人の斎藤雅樹、ヤクルトで監督をしていた真中満がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
堂々のデビュー戦!
アナ 両チームともあと1点が遠い試合で1対1の引き分けとなりました。豊さん、この試合のポイントはどこになりますか?
高木 まずは伊藤の初先発のピッチングですよね。まあ、最初から落ち着いてたましたね。
真中 はい。
高木 大体3球投げたら追い込んでるんで、やっぱりコントロールが素晴らしいピッチャーだと感じましたね。それと外からのスライダーが左バッターに対して非常に有効でしたよね。そしてインサイドに勝負できると。大体どの球でも勝負いにいけるんですよ。
真中 ほぉー。
高木 だから物凄く幅を持ったピッチャーだという事がスゴく分かりましたし、初回の中村剛也に対しても怖かったとは思うんですけど、インサイドで打ち取ってましたし度胸もありますね。
真中 豊さん、立ち上がりのピンチの場面で中村にインコースで勝負する辺りがやるなあと思ったんですけどね。
高木 いやぁ、カッコ良かったですよ。
真中 はい。
高木 それと5回表に呉念庭に日本で初ホームランを打たれるシーンがあるんですけど、この場面でもやっぱりカウントを取りに行く時にスムーズに力感なく取りに行くんですね。
真中 はい。
高木 だけど勿体なかったのが、ホームランを打たれたシーンでは呉念庭に対して「決めてやろう」という感じで力みが入ったんですよね。
真中 ちょっと中に入りましたよね。
高木 そうですね。だからそれで真ん中に行ってしまってホームランを打たれた。これはちょっと勿体なかったんですけど、その後は落ち着いて3人で打ち取るとか、非常の精神的な強さも見えたんで勝たせてあげたかったですね。
真中 雅樹さん、今日の伊藤のピッチングはどうでしたか?
斎藤 やっぱりコントロールがいいですね。
真中 はいはい。
斎藤 だからいいピッチングができますよね。
以上です。