2021年7月11日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦で先発したものの、リードを守れず10勝目とはならなかったオリックスバファローズの宮城大弥のピッチングについて元日ハムの岩本勉、元横浜の高木豊、元近鉄西武の金村義明がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。
今季9勝1敗 防御率2.10(7/11の試合終了時点)
勝ち負け付かず10勝目もならず・・・
岩本 豊さん、10勝目とはならなかった宮城についてはどうでしたか?
高木 今日の宮城はボールが高く甘く入って来てた傾向もあったんですけど、でも今日は審判との相性も悪かったんですよ。長谷川の打席でも微妙なストライクボールの判定があって。
岩本 あぁ。確かに手が上がってもおかしくないボールですよね。
高木 審判の方を責めてるんじゃなくて、外の微妙なコースの変化球を一貫してストライクコールしなかったんですよ。
岩本 はい。
高木 でもね、テレビを見てると「ストライクじゃないか!?」というコースに来てるんですよね。
岩本 もともと宮城はコントロールのいいピッチャーという先入観も持ってますしね。
高木 そうそう。あれを取ってくれないから、徐々に徐々に甘くなり高くなってしまったというね。だから宮城は我慢できなかったですね。
岩本 なるほど。金村さん、宮城の投球をどうご覧になってますか?
金村 うーん。やっぱり豊さんが仰る通りでしょうね。
岩本 はい。
金村 僕も今年の宮城の活躍には舌を巻いてましたけどね。点を取った後、必ず抑えるっていうので勝ち星に繋がっていたのが今日は審判との相性の悪さもあってか、そして疲れもあるでしょうし、点を取った後に取られるという宮城には珍しいケースでしたよね。それでも悪いなりに抑えるのは流石だなというところでしたよね。
岩本 そこですよね。勝てるピッチャーというのは悪いなりにも試合を作れるという。次の登板でも期待ですね。
アナ そうですね。
以上です。