2021年8月15日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦で引き分けたものの、カード3戦で4安打41三振と全く打てない北海道日本ハムファイターズの打線について元日ハムの岩本勉、ヤクルトで監督をしていた真中満、広島で監督をしていた達川光男がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。
3試合目にはノーヒットノーランを喫する(試合は引き分け)
アナ 日本ハムは3試合で僅か4安打無得点と元気がありません。
岩本 はい・・・。この3試合追い掛けていたんですけど、カード1試合目が1安打完封負け、2試合目が3安打完封負け、そして今日がノーヒットノーランとは思わなかった・・・。達川さん、いかがですか?
達川 それとね、打てないのは仕方ないとしてね、三振が多すぎますね。3試合で41個ですよ。1試合平均13.666666・・・ですよ。
アナ はい(笑)
達川 14個まではいかないんですが、13個との間で(笑) もう少し日本ハムの粘りが欲しいですね。特に中島あたりはファウルで粘って粘ってフォアボールをもぎ取るという選手もいたんですけどね。なんか淡泊ですね。
岩本 真中さんはどう見られていますか?
真中 うーん。難しいですね。チームの現状は経験が少ない若手が出ていて、主力の状態があまり良くないという中ですからね。これどうやって打破していくんでしょうかね。でもゲームは進んでいきますから、選手個人個人が打破していくしかないですよね。監督も打つ手がないですよね。
岩本 そうですよね。そこで記者の人が監督に質問を投げ掛ける時も栗山監督が「ベンチも元気がないよね」ってポロっと言ってしまったシーンがあったんですよね。
真中 はい。
岩本 栗山監督はスマートでクールな人柄だと思うんですけど、僕は監督が敢えて元気を出してなにふり構わずいくぞという旗を掲げてもいいのかなと思うんですよね。
真中 そうですよね。チームが勝ってないとなかなかそうはなりづらいんですけど、何とかしないとね。
岩本 あとはキャプテンとなるような、先頭に立つ選手が出て来てほしいとか。
真中 はい。
岩本 OBとしては色々な心配と共に「頑張ってくれ!」という気持ちになってしまうんですよ。
真中 まあ、どっちかと言うとコロコロ変えるとドツボにハマりそうな気もするので、栗山監督が「これ」っていう選手を使っていくのがいいのかな。
岩本 あぁ。
真中 そうするしかないのかな。
岩本 キッカケを掴んでほしいですね。
以上です。