2021年9月1日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で7回1失点の好投で7勝目を飾った阪神タイガースの伊藤将司について、そして決勝タイムリーを打った大山悠輔について元巨人の斎藤雅樹、元ロッテの里崎智也、ヤクルトで監督をしていた真中満がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
伊藤のヒーローインタビューの一部
―今日のピッチングは?
伊藤 低めに丁寧に投げれたと思うので、それがいい結果になりました。
―勝ち越した場面について
伊藤 大山さんなら打ってくれると信じていました。
伊藤を語る
今季7勝6敗 防御率2.85(9/1の試合終了時点)
新人らしからぬ投球!
アナ 阪神が中日との接戦を制して連敗を4で止めました。先発した伊藤投手が7勝目です。
真中 前回の横浜戦で3回5失点と非常に悔しい思いをしたんですけど、雅樹さん、今日はどうでしたか?
斎藤 右バッターへのカットが彼のいいところだと思うんですよ。
真中 はい。
斎藤 低めに丁寧に投げ切れていたから、いいピッチングができたのかなと思いますね。
真中 7勝目ということでこれだけ勝ってるんで、僕らもルーキーという事を忘れちゃうんですけどね。
アナ そうなんですよね(笑)
真中 里崎さん、伊藤についてはどう見られましたか?
里崎 前回登板では甘めのボールが多かったんですよね。そして今回は投球フォームからけっこう丁寧に投げてるなっていうのが伝わってくるものがあったんで。
真中 はい。
真中 ヒーローインタビューでも本人が「丁寧に投げた」と言ってたんで。これ2戦連続でダメな方にズルズルいかないのが流石だなと思いますね。
真中 なるほど。本当にルーキーらしからぬという雰囲気で投げてる伊藤投手ですね。
2打席目 セカンド併殺打
3打席目 ライト前ヒット(打点1)
アナ そして大山選手が決勝タイムリーを打ちました。
真中 今日は6番スタメンですけど、まあ意地の一打と言っていいのかな。里崎さん、スリーボールからのタイムリーとなりましたけど。
里崎 そうですね。最後はバットを折りながらで結果的にはキレイなヒットではなかったんですけど、1打席目はチャンスで凡打して2打席目ではゲッツーだっただけにね。ここでタイムリーヒットとなったのが、矢野監督を含めチームも本人もホッとしてるんじゃないですかね。
真中 そうですよね。雅樹さん、結果が一番ですからね。
斎藤 もう結果だけです。
真中 これをキッカケにもっと状態を上げてもらったらね。
以上です。