2022年6月18日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.広島カープ戦で7連勝となった東京ヤクルトスワローズの圧倒的な強さを理由について元ヤクルトの五十嵐亮太がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。
アナ 高津監督が言ってます。「選手の頑張りが全て。よく我慢し、よく粘っている」と言っていました。五十嵐さん、好調の要因はなんですか?
五十嵐 やっぱり村上が良いというのもあるんですけど、下位打線がしっかり上位に繋いでるんですよね。
アナ ほぉー。
五十嵐 今日も2アウトから代打内山が9番で打って、それがまた点に繋がってるのもあれば、また中軸から始まって9番で返すことができてるというのもある。やっぱり打線が繋がるんですよね。
アナ そこに若い選手が非常に多いですよね。
五十嵐 そうですねぇ。レギュラー争いが熾烈になってますし、何とか結果を残そうという気持ちの若い選手が多いからこそ、こんだけ勝ちが繋がってるのかなと思います。
アナ 山崎が言ってます。「野球をやってる以上はスタメンにしがみつく」という、こういう気持ちでしょうね。
五十嵐 そうでしょうね。
アナ 他には塩見なんかはどうですか?
五十嵐 今日はね、終盤にケムナ投手が投げた
抜け球が手に当たったように見えた場面があったんですよ。これスローモーションで見ても分からないくらいのもので、当たってたと言ってもいいぐらいなんですよ。
アナ はい。
五十嵐 多分、ちょっとかすってると思うんですよ。でも本人は調子がいいんで、当たってないということでそのまま打ったらスリーベースなんるんですよ。この辺の状態の良さっていうのを証明したシーンでしたよね。
アナ 開幕から随所に活躍してますからね。
五十嵐 はい。
アナ そして中継ぎ陣も頑張ってます。
五十嵐 田口ですね。
アナ はい。
五十嵐 終盤の難しい場面に出ていって、初球で簡単にストライク取って、次は空振りを取って、最後に難しい球で三振に取る。そりゃね、投げる前にピッチャーはみんなそうやって打ち取るイメージするんですよ。それは分かってる。
アナ えぇ。
五十嵐 そのイメージ通りになかなかいかないから難しいところを彼は常にやってのけてるんですよね。だからこそ先発が良くなくても、誰かがカバーするっていう戦い方を常にしているので、だからこそ強いんだなと感じましたね。
アナ そして高津監督は休養をしっかりと考えながら使っているというね。
五十嵐 中継ぎを休ませながらというのを、もう今の段階で作っているので、後半戦も楽しみですよね。
以上です。