2022年8月24日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.阪神タイガース戦で7回表のチャンスの場面で見せた横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督の冴える采配について元横浜の斎藤明雄、広島で監督をしていた達川光男、横浜で監督をしていた大矢明彦がフリーアナウンサーの袴田彩会と共に語っています。

 

アナ DeNAが阪神に連勝です。チームは8連勝と勢いに乗ってますね、大矢さん。

 

大矢 そうですね。今日は両先発ピッチャーがとても良くて、0対0でずっと来てて、7回表に2死2塁というDeNAのほんの小さなチャンスだったんだけど、8番の戸柱に代えて伊藤光を代打に送ったら、阪神の矢野監督が申告敬遠をしたんですよね。

 

アナ はい。

 

大矢 それで次のバッターが9番ピッチャーの濱口で、代打関根を送ったんですね。ピッチャーの濱口からすると0対0で来てたのに代えられて悔しかったと思う。そしてその代打の関根が意表を突くセーフティーバントが成功して満塁にになるんですよね。達川さん、この場面は矢野監督からすると「濱口は代えないだろう」という考えがあったと思うんですよね。

 

達川 そうですね。ちょっと打ちあぐねていましからね。そういう駆け引きが両監督であったと思いますね。

 

大矢 うんうん。それで三浦監督が思い切って濱口に代打を送ったというのはスゴい決断だったと思うんですが、どうでしょうか?

 

達川 最近は三浦監督の采配がなにか冴えて来てるんですよ。

 

大矢 冴えてるよね。

 

達川 早め早めに代えてる感じがあるんですよね。それで「ここが勝負所」と考えて思い切って代えたんじゃないですかね。

 

大矢 なるほど。思惑通りということですね。

 

達川 そういう感じがしますね。

 

アナ 明雄さん、こういう場面で代えられるというのはピッチャーとしては悔しさがありますよね。

 

斎藤 そりゃありますよ。一人で投げ抜きたいというのがピッチャーにはありますからね。だけど、その悔しさがあったからベンチで不満げな表情をしていたと思うんですよね。だけど、桑原が満塁ホームランを打ったらベンチでスゴく喜んでいましたからね。報われましたよね。悔しかったでしょうけど、満塁ホームランで100点満点の笑顔になってましたからね。

 

大矢 勝ち投手で終われたからな。DeNAに勢いを感じるホームランでしたね。

 

 

以上です。

采配が冴えまくりですね。
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