2018年5月11日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs横浜DeNA戦で勝ちはしたものの投手陣に不安が残るヤクルトについて楽天で監督をしていたデーブ大久保、元中日の立浪和義、元横浜の高木豊がフリーアナウンサーの山田美幸と共に語っています。
大久保 理想的な勝ち方ですね。ブキャナンがしっかり投げてバレンティンが主導権を握るホームランを打って山田が打って。
アナ はい。
大久保 実は借金6ってけっこうリミットのラインで、10までいくとなかなか返せないという中で立浪さんならヤクルトをどうしますか?今は正直、ピッチャーがいないじゃないすか。
立浪 特にピッチャーがいないいないと言われている中で終盤に勝っている試合を追い付かれてたり追い越されるというゲームがスゴく多いんですよね。残ったメンバーでやるしかないんですけど。
大久保 はい。
立浪 1人、例えばハフという、先発では結果が出ていないんですけど、コントロールの良いピッチャーがいるので、それを後ろに回してみるとかね。
大久保 なるほど。先発ということではなくてね。
立浪 はい。先発もいなくて苦しいんですけど、何か1つ後ろに回すのも手かなと思いますけどね。
大久保 なるほど。豊さんがヘッドコーチで入っていたとしたら、何をやって借金を返していこうとします?
高木 まず返そうと思わないですよね。
大久保 そうですか。
高木 やっぱり育てようとしますよね。
大久保 まだ?
高木 いや、これは非難を浴びても壁になってあげて、やっぱり育ててあげないと勝てるチームにならない。
大久保 確かに。
高木 今返すのか、選手が育ってオールスター後に返そうとするのか、それまで歯を食いしばるのか。
大久保 なるほど。
高木 やっぱり、この考え方で全然違うと思うんですよね。
大久保 はい。
高木 今、無理をすると選手をコロコロ替えることになるじゃないですか。だから、僕は選手を育てるということでそこに終始しますね。
大久保 なるほど。
高木 ヘッドコーチだったらね。監督だったら勝ちたいと思うんでしょうけど。
大久保 確かに。貴重な意見をお二方にしていただきました。
以上です。
小川監督はまだ1年目なので育成に舵を切るのは間違いではないと思いますけど、そんな中で1試合1試合を乗りきるのは相当しんどい作業ですよね。