2018年4月12日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs横浜戦の巨人の高橋由伸監督の代打策について元横浜の大矢明彦、同じく横浜の斉藤明雄、元ヤクルトの笘篠賢治がフジテレビアナウンサー小澤陽子(以下アナ)と共に語っています。
アナ 6連敗ですが連敗が止まりません。
大矢 そうですね。負けるときは追い付けない。初回の5点が大きかった。でも、4回に追い付くチャンスはあったんですよ。
アナ ありましたか。
大矢 はい。
【4回裏、3-5で巨人が2点ビハインド 1アウト1・2塁の場面】
大矢 チャンスがあって、ここでピンチヒッターを送るんですよ。
アナ はい。
大矢 これが斉藤さん、巨人の代打が左しかいないと言えばそれまでなんだけども代打がルーキーの田中悛太では荷が重かったと思うよね。
【この時の巨人のベンチ入り野手】
右バッター 吉川大幾
左バッター 田中俊太、阿部慎之助、亀井善行、大城卓三、河野元貴
斉藤 そうですね。試合の前半だからそういうのもあったと思うんですけど私はここで思いきった勝負に出ても良かったのかなという。やはり、阿部・亀井あたりのベテランを出しても面白かったのかなと。ピッチャーに与えるプレッシャーが全然違いますよ。
大矢 そうなんですよ。
アナ 横浜先発の東投手にとってもベテランがきたらよりプレッシャーになったかもしれないと。
大矢 そう。苫篠さん、左バッターでも経験があるベテランの方が相手はイヤですよね。
苫篠 そうですね。阿部亀井という二枚切り札がいると思えば十分に使えるということが頭にあったと思うんですけども、ジャイアンツの中で若い人をドンドン育てるという、自分たち目線で考えているのか、相手がどう感じるのか、相手の心理を読みながらの起用もね。
大矢 そうですね。
苫篠 そういうことって大切になってきますよね。
大矢 はい。僕はあの場面では亀井がベストだと思いますね。2アウトランナーなしで阿部を代打で使っていたりしたんで、ちょっと僕はチグハグだったと思いますね。
以上です。
この前日にも高木豊と野村弘樹に代打起用で文句言われていましたんで由伸監督も大変です。