2018年7月13日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」で前半戦の阪神タイガースを振り返って阪神打線について、ロサリオについて元横浜の平松、楽天で監督をしていたデーブ大久保、ヤクルトで監督をしていた真中満が語っています。

 

2018年の阪神の前半戦

35勝38敗1分 勝率.479

セ・リーグ3

チーム打率.243

 

 

大久保 これはセ・リーグで打率が1番悪いんですね。

 

平松 ロサリオ。

 

大久保 そうですねぇ。

 

平松 このロサリオを我々解説陣も絶対に打てるよと言ってたんだよね。

 

大久保 みんな言ってましたね(笑)

 

平松 私は開幕前にはちょっと打てないだろうと話をしていたんですけど。これは金本監督にしても、片岡ヘッドコーチにしても、絶対に打てるという意識があった為にこういう形になったんですよね。

 

大久保 そうですねぇ。

 

平松 結局はファームに落とすことになりましたよね。このバッターが普通に打っていたら、やっぱり2位か広島を追い掛けるぐらいはしていたと思う。

 

大久保 でしょうね。

 

平松 ロサリオにもう任せきったというね。それがありましたよね。

 

大久保 確かに。真中さん、実際に球団から3億円出していると、もうちょっと我慢してほしいとか。

 

真中 またお金の話ですか!(笑)

 

大久保 有料チャンネルだから。

 

平松 ハハハ(笑)

 

真中 まあ、ある程度は期待があるんで、1ヵ月以上は最低でも使いたいですよね。

 

大久保 うん。150打席とか言われると何試合ぐらい現場は我慢するですかっていう。

 

真中 ただ、他に代わりがいないですからね。まずは我慢して使ったんですけど、今は陽川が4番に入ってある程度、得点力が上がってきているんですけど。

 

大久保 確かにね。

 

真中 どう頑張れるかですよね。まだそこまで経験がない陽川がね。

 

平松 やっぱりね、ロサリオが帰って来て打たないと阪神の逆転優勝はない。

 

大久保 ですよねぇ。阪神の本拠地の甲子園ってラッキーゾーンがあると小さい選手でもホームランが打てていましたけど、今は1番ホームランが入らない球場だと思うんですよ。浜風がレフト方向に吹くじゃないですか。

 

平松 うん。

 

大久保 ロサリオが空振りしている外のスライダーをレフトに放り込めるようになったら得点力がガッと上がると思うんですよね。

 

平松 そうだね。

 

大久保 真中さんだったら、甲子園で戦う時にはどうでしたか?

 

真中 そうですねぇ。もう左バッターだったら引っ張ってホームランを考えないですね。

 

大久保 ないですよね。

 

真中 はい。センター方向から左を意識することになりますよね。

 

大久保 ですよね。それをホームにするチームは実は特殊な戦い方をしないといけないという部分で不利に働いているんじゃないかなと。

 

真中 そうですね。あとは金本監督がロサリオが戻って来てどれぐらい使う気があるのかというぐらいですよね。

 

 

以上です。

平松は開幕前にロサリオは外の球が打てないから無理と断言していましたから、見事に予想が当たりました。あとは大矢と谷沢も無理だろうと言っていました。その3人以外は太鼓判押していたんですけどねぇ。

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