2018年7月20日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.広島戦で100勝、100セーブ、100ホールドを達成した読売ジャイアンツの上原浩治について元横浜の平松政次、楽天で監督をしていたデーブ大久保、元横浜の斉藤明雄がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。

 

 

アナ 巨人の上原投手が史上初の100勝100セーブ100ホールドを達成したということで、ご本人のインタビューをお聞きください。

 

大久保 はい。

 

【上原のインタビュー】

上原 まだ誰も達成していない記録を自分がやったということに対しては嬉しいですし、これは一人ではできないことですから、その当時の監督、コーチ、トレーナー、色んな人に感謝したいと思います。

 

 

大久保 はい。これは凄い記録なんですけど、実はこちらにいらっしゃる斎藤明雄さんが100勝100セーブの一番最初の人なんです。明雄さん、これ凄い記録じゃないですか?

 

斎藤 そうですよ。100勝100セーブ100ホールドというのはメジャーでも1人しかいない。

 

大久保 はい。

 

斎藤 まあ、これはチーム事情でリリーフをやったりする場合もありますけど、トリプル100というのは凄い。これだけでも300試合投げているということですからね。

 

大久保 確かに。簡単に言えば300試合ですもんねぇ。

 

斎藤 それをちゃんと続けてきているのは凄い記録だと思いますよ。上原は先発をすれば沢村賞を獲ったり、後ろに回っても100セーブをあげて、セットアッパーで100ホールドですからね。

 

大久保 はい。

 

斎藤 これはメジャーに行って色んな動くボールを覚えてきてピッチングも変わってきたんでしょうね。

 

大久保 確かに。真っ直ぐとフォークのイメージだったんですけどね。平松さん、名球会員の平松さん、僕ら野球選手にとって名球会は夢の夢の世界なんですけど。

 

平松 うん。

 

大久保 この数字って名球会にはどうですか?

 

平松 もう200勝投手がほとんど出てきませんので、250セーブもちょっといなくなってきて、ここ何年間はピッチャーで名球会は入って来ていないんですよ。

 

大久保 そうですよね。

 

平松 それで、一昨年に名球会みんなが集まって、何か180だとか150に変えようとか、そんな話をしたことがありましたけど。

 

大久保 はい。

 

平松 でも、200勝は絶対に譲らないと。

 

大久保 そこはそうなんですね。

 

平松 他の項目で何かあればなあ、と会議したんですけど、それから進展してないの(笑)

 

大久保 じゃあ、まずは明雄さんの名球会からお願いします。

 

斎藤 いやいや(笑)

 

平松 それの話もしているよ。

 

大久保 そこから是非、お願いします。

 

平松 まあ、100勝100セーブしているとか、あと何人かいるんだよね?

 

斎藤 7人います。

 

平松 うん。そんな話もしているんだよね。

 

大久保 是非、考えて頂きたいです。

 

 

以上です。

トリプル100は大偉業ですね。長く続けないと無理な記録でずっとトップにいるということですからね。

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