2018年7月26日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.ロッテ戦で9回裏の土壇場で同点の3ランを放った福岡ソフトバンクホークスの上林誠知の芸術的なバッティングを元横浜の平松政次、元近鉄西武の金村義明、ヤクルトで監督をしていた真中満がフジテレビアナウンサーの内田嶺衣奈と共に語っています。試合結果は最終的にソフトバンクがサヨナラ勝ちしました。
【上林のヒーローインタビューの一部】
上林 (ホームランで)同点になってしまったので、延長になってしまって、帰るのが遅くなるのかなと思ったんですけど(笑) まあ、連敗が続いていてイヤな流れがずっと続いていたので、本当に今日勝てて良かったです。
アナ ソフトバンクは見事なサヨナラ勝ちでした。
平松 ねぇ。まさかまさかってよくありますけども、これもデスパイネだとか内川とか松田とか柳田なら9回のあの場面でホームランを打つのも分かりますけど。
アナ はい。
平松 上林は今シーズン15本ホームランを打ってるんだよね。金村さん、この打席でストレートなんかをファールにしていましたよね。
金村 はい。
平松 これ雰囲気はありましたか?
金村 いやぁ、それまでバッテリーはアウトコース低めにキッチリと投げ込んでいたもんですから。
平松 これは失投じゃないですよね。
金村 失投じゃないと思いますよ。この打ち方であそこまで飛ぶのは驚きの一言ですよね。
平松 ですよね。
金村 野球というのは本当に分からないなあと。今年のソフトバンクの試合でもベストゲームの一つじゃないですかね。
平松 うん。真中さん、真中さんも左バッターですけど、トスバッティングの延長であそこまで運んでったよね。
真中 バッテリーも最善を尽くしてやっているんですよね。
平松 うんうん。
真中 その中でスライダーですよね。このコース(低めに決まっている)のスライダーをホームランにされてしまったので、ちょっと内も状態が悪いんですけど、これは打った上林が凄いですよね。もうしょうがないんじゃないですかね。これは投げた内が気の毒ですよね。
平松 ですよね。
アナ みなさんが絶賛のホームランですね。
金村 あのキャッチャーの田村のミットを見てくださいよ。あれもうワンバウンドになりそうなところですもんね。あれを右中間に叩き込むというのは、ちょっと上林は今年、ワンランク上にいきますね。
平松 そうですね。
以上です。
映像を見てもらったら分かりますけど、かなりの低めのボールをホームランにしています。泳ぎながら持っていきますので本当に芸術的です。