2018年7月29日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦でプロ初登板、初先発の読売ジャイアンツの高卒2年目の高田萌生の今後の課題とマシソンの抹消について元中日の立浪和義、元日ハムの岩本勉、元中日の谷沢健一がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
【この日の高田の投球内容】
2回63球、被安打6、奪三振0、四死球4、失点6
3盗塁を許す
アナ 敗れた巨人の高田投手は2回6失点と悔しいデビューとなりました。
岩本 はい。この中で今日は盗塁されていたシーンが目立ったんですよね。
アナ はい。
岩本 立浪さん、今後の課題に挙げられることなんですけど、クイックモーションが苦手なんですか?
立浪 決してクイックが出来ていないわけではないんですけど、もう2人目のランナーが走ったぐらいからは完全にモーションを盗んでいましたから。
岩本 はい。
立浪 もしかしたら、投球やけん制の癖が出ていたかもしれないですし、もちろん、もう少し早いクイックも覚えていかないといけませんよね。
岩本 なるほど。あとは目でランナーを抑える。ボールを投げないけん制でもマウンド上からランナーにプレッシャーを与えることもできますよね。
立浪 まあ、もちろんそうですよね。初回に京田選手が出塁して、けん制を1球もせずに走られたんですけど、やっぱりそこで1球でも投げていれば、またランナーも簡単にはスタートを切れなかったと思うんですけども。
岩本 けん制を入れるタイミングですね。谷沢さん、やっぱりランナーにいて、全く無警戒よりも、何かこっちが見られているなという印象を与えるられたらイヤなもんですよね。
谷沢 それはありますよね。
岩本 はい。
谷沢 ただ、今日見ていて思ったのが、序盤に亀沢が1-2塁間にバントをしないでヒットを打ちましたよね。
岩本 はい。
谷沢 あの時にジャイアンツのバッテリーがバントだと決め付けていたんじゃないなかなというね。
岩本 はいはい。
谷沢 そうでなければあんなインサイドに投げないよね。もう1-2塁間に打ってくださいというような投球ですもんね。
岩本 バッテリーがやや決め付けのような状態で投球をしたと。
谷沢 うん。やっぱり、用心深く外めから入りますよね。
【マシソン抹消について】
岩本 そうですよねぇ。そして、その巨人はマシソンが抹消となったんですよね。
立浪 少し膝の状態が悪いみたいですね。
岩本 投手陣の中で計算していた上原やヤングマンが次々と離脱なんですけど、今後のジャイアンツの投手陣はどうしましょうか。けっこう痛いですよね。
立浪 まあ、高橋監督は抑えを澤村投手にするということを言っていましたけど、あとは外国人投手ですよね。
岩本 はい。
立浪 そのへんで埋めていくしかないですよね。
谷沢 またカミネロを上げてこなくちゃいかんね。
以上です。
クイックが課題という感じですかね。マシソンの抹消でカミネロが存在感を出せれば来季の残留もありそうです。