2018年8月12日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でアナハイムエンゼルスの大谷翔平の投手復帰の経過を小宮山悟とフリーアナウンサーの上田まりえが語っています。

 



アナ エンゼルスの大谷選手は右ひじの怪我をして以来のブルペンでの投球を行いました。小宮山さん、今回のブルペン投球をどうご覧になりましたか?

 

小宮山 まあ、約2ヵ月投げていないとなると、傾斜の感覚をもう一度、体が思い出すような感覚でそういう意味での立ち投げのピッチングだと思うんですけど、順調にきていると感じます。

 

アナ はい。

 

小宮山 それで、ある程度、強いボールになるように腕が振れていますし、変化球も何球か投げているというのを考えると、もう本当にそろそろという感じになっていると思うんですよ。ひょっとしたら来週の今頃(8/19付近)にキャッチャーを座らせてのピッチングになるという感じにもなるかもしれませんし、もう一度ブルペンでの立ち投げで今日よりも強い感じでボールを投げるということがあるかもしれませんので、見る感じは本当に順調にきていると思います。

 

アナ そうですよね。気になる大谷選手の投手としての今後についてはエンゼルスのソーシア監督が答えてくれました。

 

【ソーシア監督のインタビュー】

―大谷の復帰登板について

ソーシア 先のことをあれこれ考えてもしょうがない。その前に大谷は乗り越えないといけないことがたくさんあるんだ。まずはマウンドから投げる感触を掴むためにブルペンでの投球練習を重ねてもらう。先発としての準備も慎重に進める。キャッチャーを座らせて15球。バッターを立たせ15球。球数を増やすためにリハビリ登板も必要だ。これからは1週間ごとに体の状態を見て判断していく。今日はマウンドから投げたので特別な日となった。きっと大谷も興奮しているはずだよ。

 

―マイナーでのリハビリ登板は

ソーシア マイナーでのリハビリ登板は今のところ考えていない。大谷は打撃でも貢献しているのでチームと一緒にいてほしいと思っている。だから、実戦形式のピッチングができるように必要な練習環境をと整えていくつもりだ。

 

―9月に復帰したときの登板予定は

ソーシア もし、大谷が9月にピッチャーとして復帰したら、これまで通り中5日か中6日で投げさせるだろう。でも、まだまだ先の話だ。そこにたどり着くまでやるべきことがある。本人がどのくらい球数を投げられるのか、どのぐらいスタミナがあるのか、先発としてどのくらいイニングを投げられるかが重要なんだ。いきなり100球は投げられないかもしれないが徐々にできるようになるはずだ。今の調整中の段階ではみなさんにハッキリしたことは言えない。ただ、ピッチャーとして復帰に向かっていることだけは確かなんだ。

 

 

アナ んー、かなり慎重に考えていることが今の監督のインタビューで分かりますね。

 

小宮山 エンゼルスとしても復帰を想定しながらリハビリを進めていると思うので、かなり順調にきているというような手応えを感じつつインタビューを答えているように感じますね。

 

アナ 小宮山さんは大谷選手が投手として復帰するのはいつぐらいと考えていますか?

 

小宮山 まあ、彼がきちんと投げられるということよりも、投げた後がどうなんだというのが大事なので、最後に1試合だけ投げて大丈夫ですっていうような結論付けはしないと思うんですよ。

 

アナ はい。

 

小宮山 なので、3回程度はゲームに登板して、肘の状態を確認する作業が必要だと思うので。そう考えると9月の2週目までにマウンドに帰ってくるというのがエンゼルスサイドの思惑なんだと思いますね。

 

アナ はい。

 

小宮山 それで、そこにゴールを設定して検査後、リハビリのメニューを組んで今は徐々にステップアップしているということなんだと思います。それで、ソーシア監督が言っていましたけども、マイナーのゲームに登板させるんじゃなくて、できればチームに帯同させてバッターとして使いたいので、マイナーに送るのでひょっとすると2日間ゲームに使えない状況が出てくるので、チームと一緒に動いてもらって、という形なんだと思います。それで言うと、代わりにシミュレーションゲームで若手の選手を用意して1イニング15球程度で、それを4セット5セット投げて、球数を増やして60~80球ぐらいになるような感じでセット数を重ねてゲームに向けて調整するんだろうと受け取りましたけど。

 

 

アナ そうなると、実際に登板したところが復帰ということではないということですね。

 

小宮山 大谷のケースでいうと、今シーズンの登板で勝った負けたよりも、その肘の状態がどうなんだ、来シーズンに向けてどうなんだというところが一番エンゼルスは知りたいと思うんですよ。

 

アナ はい。

 

小宮山 そのために、例えば100球という数字ではなくて5イニング6イニングを投げたところで翌日の肘の具合を考えながら手術するのかしないのか、というところまで結論付けるための材料をゲームでもらいたいということなんだろうと思いますね。

 

アナ ただ、着実に復帰に近付いていますよね。

 

小宮山 順調だと思います。投げている映像を見る限り、何のストレスも感じることなく投げられていますので。

 

アナ はい。

 

小宮山 ただ、バッターが立って抑え込もうとなると、ちょっとストレスが掛かるので、そうなったときに肘にどの程度の違和感を感じるのかなというところがポイントになるので。

 

アナ あー。

 

小宮山 バッターが立っても何の問題もなくスイスイ投げられるようだと大丈夫なんですけどね。

 

 

以上です。

手術する可能性はまだ残されていますね。

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