2018年8月15日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦で先発し6回途中まで投げて2失点にまとめて勝利投手となった読売ジャイアンツの吉川光夫について元横浜の斎藤明雄と元横浜の野村弘樹がフジテレビアナウンサーの小澤陽子と共に語っています。
【この日の吉川の投球内容】
5回2/3、113球、被安打4、奪三振1、四死球4、2失点
今季6勝3敗 防御率4.06 (8/15の試合終了時点)
アナ 昨日(8/14)、逆転負けを喫したジャイアンツが今日は逃げ切りました。
野村 そうですね。吉川が先発に復帰して3試合目で3連勝なんですよね。
アナ はい。
野村 斎藤さん、非常に踏ん張って、先発ピッチャーの働きをしていますよね。
斎藤 前半戦はフォアボールから崩れるシーンが多かったんですけど、リリーフを経験してから投球フォームに躍動感が出ていますね。
野村 はい。
斎藤 短いイニングを投げて、腕をしっかりと振ることを覚えて、先発に戻ってもその通りにやっているのかなと。だから、長いイニングをあんまり考えていないと思うんですよ。
野村 なるほど。
斎藤 自分のスタミナが続くところ、いけるところまでいくという気持ちで投げているからこそ、この3連勝に繋がっていると思いますね。
野村 なるほど。
斎藤 それと、ピンチになればなるほど低めに集めようと努力していますよね。
野村 まあ、とはいえ、ジャイアンツとスワローズはお互いブルペン陣が苦しい中で、今日は5回3分の2で4安打しか打たれていないんですよ。ちょっと球数は113球でけっこう投げているんですけどね。だから、相手打線の3巡目、4巡目になって苦しくなってくるんですけども、ここはもうちょっと何とかならないのかなと思うんですよねぇ。
斎藤 まあ、ランナーが出ているから交代させられていると思うんですよ。
野村 はい。
斎藤 私はこの場面は吉川に6回投げ切らせるべきだと思いますね。
野村 そうですよね。
斎藤 点を取られたとしても続投させるべきだと思います。
野村 その分、その後の6回7回とジャイアンツのリリーフがバタバタしましたからね。
斎藤 使わなくてもいいピッチャーを使わざる負えなくなりますからね。
野村 そういうことですよね。
以上です。
この時期は先発が6イニング以上を投げ切ってくれないとリリーフが苦しくなる。