2018年8月17日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦でも大活躍でセ・リーグの台風の目となっている中日ドラゴンズの平田良介とビシエドについて元横浜の斎藤明雄、楽天で監督をしていたデーブ大久保、元ヤクルト広島の笘篠賢治がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
【8/14からの4試合の平田とビシエド】
1番平田 打率.647、1HR、4打点
4番ビシエド 打率.500、2HR、6打点
アナ 勝利した中日ですけども、火曜日から平田選手を1番に固定していまして、その後に4試合で3勝1敗ということなんですねぇ。
大久保 はい。苫篠さん、平田って足も速いじゃないですか。
苫篠 はい。
大久保 それにしても1番というイメージはなかったですよね。
苫篠 そうですね。平田は長打というイメージが強いので、大島と京田という1番2番を入れ替えたりしていたじゃないですか。
大久保 やってましたよね。
苫篠 大島が3番にいると3人では終わらない。どうすべきかなと考えたら、この1番平田という発想は大ヒットじゃないですか。
大久保 誰が考えたのか。
一同 (笑)
大久保 今度、ちょっとこれは取材しましょう。明雄さん、1番を打っている平田の打率が1位でビシエドが打率2位なんですけど。
【8/17の試合終了時点の2人の打率】
平田 打率.340 リーグ1位
ビシ 打率.334 リーグ2位
斎藤 はい。
大久保 毎日、毎日3本も4本も打たれてって言うけど、今のバッティングを見たら打たれますよね。
斎藤 ボール振らないし、自分のポイントまで待ってしっかりと振っているから、回転で打つから、ヒットになりますよ。
大久保 はい。明雄さんなら4安打とかされた次の日の指示はどうします?
斎藤 もう逃げることはない。打たれるのは仕方ないから、絶対にフォアボールだけは出すなと。打たれるのを怖がるとボールが先行してしまう。
大久保 はい。
斎藤 それで、結局はフォアボールになってしまう。傷口を広げることになるから、もう打たれるのは怖がるな。どんどん攻めていけと。打ったって3割だよと。
大久保 そう言える明雄さんは現場に向いてますよ。
斎藤 いやいや(笑) どういう意味だよ(笑)
大久保 そういうコーチっていないですから。「フォアボール出すな、抑えろ」って。無理だっつーの。
斎藤 そういうのが普通だと思うんですよ。
大久保 ですねぇ。
斎藤 あんまり考えても球が速くなるわけでもなく、コントロールが急に良くなるわけでもないんで、攻めの気持ちだけ忘れない方がいいと思いますね。
大久保 何か今の言葉で現場を思い出しました。うちにはいいコーチがいるなあって。
アナ 本当ですね(笑)
大久保 はい。
以上です。
平田とビシエドは打たれるのが当たり前ぐらいの方がいいんでしょう。