2018年8月30日の甲子園、阪神タイガースVS.東京ヤクルトスワローズの試合で5回裏に起こったタッチアップを巡ることについて小久保裕紀、掛布雅之、関本賢太郎、安藤統男、黒田正宏が中継でそのことについて語っています。
【状況】
- 1アウト満塁3塁ランナー鳥谷、2塁ランナー梅野
- バッター糸原がセンター定位置ぐらいのフライを打つ
- 犠牲フライで鳥谷が楽々生還(本塁直前で走るのを緩める)
- 梅野も犠牲フライで3塁に進むがセンターが3塁に送球し余裕でアウト
ホーム直前で走るのを緩めた鳥谷が悪いのか
3塁に進もうとした梅野が悪いのか
もくじ
BS1の中継で解説をしていた小久保裕紀
小久保 当たり前のプレーを当たり前にしなかった結果でしょうね。鳥谷は最後に走るのを緩めている。野球を始めた時に教えられることをやっていない。ホームを踏むまでは何が起こるか分からない。才木の送りバントと糸原の犠牲フライを無駄にした1年間に1回もあってはいけないプレーです。
サンテレビの中継で解説をしていた掛布雅之
掛布 1アウトでのセカンドランナーはハーフウェイからなんですよ。タッチアップ優先ではないんですよ。100%セーフになるような犠牲フライならタッチアップはOKなんですけど、梅野はあのフライに対して100%セーフになるという自信があったんでしょうね。鳥谷も塁間の2/3ぐらいでちょっと抜いてましたよね。センター青木のフライをキャッチする形を見れば大丈夫だろうと。鳥谷の頭の中では1アウトだから、2塁ランナーはタッチアップ優先ではないというのがあったと思うんですよ。ハーフウェイから考えますから。だから、あまり見るプレーじゃないんですけどね。でも、鳥谷は抜いてはいけないんですけども、梅野の3塁へのタッチアップは鳥谷の頭にはないだろうと思っていましたね。
ABCラジオの中継で解説をしていた関本賢太郎
関本 (このプレーがあった瞬間)アカン!アカン!あっ!今のはミスやなぁ。(しばらくしてから・・・)梅野は先にアウトになったらアカンというのは頭に入っておかないといけないし、鳥谷選手も最後まで駆け抜けないといけないんですけど。鳥谷が最後まで抜かずに駆け抜けていたら問題なかったんですけど、それにしてもこの場面で梅野は3塁でアウトになったらダメなんですよね。
MBSラジオの中継で解説をしていた安藤統男
安藤 梅野は何してんのよぉ。2塁ランナーが3塁に向かってしまったことがダメですよね。もう当然、あの打球であれば3塁ランナーのタッチアップは悠々セーフだと分かると思うんですよね。2塁ランナーが無理して3塁に進んで2アウト3塁の形になってもしょうがないでしょ。そのあたりからして判断がダメですよね。
GAORAの中継で解説をしていた黒田正宏
黒田 これホームベースのところに北條がベースコーチをしてなかったですよね。もう少し指示を送らないとね。(※黒田はリアルタイムの時は何が起こったのか分からずほとんど言及なし。ダイジェストの時に冷静になってこのように語っていました)
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プレーの映像
以上です。
小久保は猛然と鳥谷批判をしています。その他は梅野がやっぱりダメだと言ってます。黒田は例外ですけど。