2018年9月1日にABCテレビで放送された「虎バン」で阪神タイガースの北條史也がインタビューに答えています。
2016年の成績
122試合 打率.275 HR5
2017年の成績
83試合 打率.210 HR3
今季の打率.328 (9月1日の試合終了時点)
―2016年は朝が来るのが嫌だと言っていたが今は?
北條 今は別に怖くないです(苦笑) まあ、あの時はちょっとおかしかったので。
―迷走した2017年を振り返って
北條 ホームラン10本ぐらい打ちたい気持ちがあったし、強く振りたいっていうか、力強さも欲しいと思っていたんで。力強さを出すことで軸がブレたりとか、バッティングの形が崩れたりというのがすごくあったので、自動的にアウトになるバッターですね(苦笑)
―今シーズンも迷走していた時に矢野2軍監督から助言があった
北條 4月ぐらいですかね。長打も欲しいかもしれないけど、やっぱり嫌なバッター。右に打てる嫌なバッターになっていかないとアカンな、という話を矢野2軍監督としました。
―変えた部分とは
北條 まあ、思い切って(左)足を大きく上げるのをやめました。高校時代からずっとそうだったんで、今思えば(足を上げなくなったことは)けっこう思い切ったことだったかなと。まあ、足を上げている方がかっこいいかなと高校の時は思っていたんで。やっぱり、足を上げている時よりも軸がブレなくなったと思います。長打を狙い始めると打率も落ちてくるかなと自分では思っているので。
―今やるべきことは
北條 やっぱり右方向にヒットを打ったり、ファールで粘ったり、そういうことですかね。
―8月28日の第1打席のヒットについて
北條 (初球からバントの構えをしたことについては)初回なんで相手投手も不安だと思うし、球数を投げさせたいと思っていたので。その後に追い込まれましたけど、ファールで粘って。
―もうホームランを打ちたい気持ちはないのか?
北條 いや、めっちゃ打ちたいです。めっちゃ打ちたいですけど、なかなかホームランは打てないので、今はこの形を崩さず、やっぱり嫌なバッターになっていかないと。
以上です。
迷走してようやく自分の生きる道を見つけたのかもしれません。