2018年9月2日にNHK総合で放送された「サンデースポーツ2020」で中日に監督をしていた落合博満が読売ジャイアンツの4番に座って大活躍中の4年目の若手・岡本和真についてNHKアナウンサーの大越健介と副島萌生(以下アナ)と共に語っています。
【岡本和真の打撃成績】
打率.315 本塁打28 打点89
(9月2日終了時点)
アナ 今日、ジャイアンツの4番・岡本和真選手がドラゴンズの松坂投手から3ランを打ちました。今シーズン28号ホームランで30本の大台も見えてきました。岡本選手は6月からずっと4番に座っています。
大越 ジャイアンツの4番は落合さんも務められましたが、岡本選手はジャイアンツの4番の顔になってきましたか?
落合 いや、まだでしょ(笑)
大越 まだですか。
落合 はい。これからまだまだ経験を積んでいかないといけないし、今年はいいやって思ったらいけないんだけど、けっこう野球界っていうのはポッと出て来て今は4番を打っているでしょ。
大越 はい。
落合 (他球団にとっては)もういいよ、今年は。今はこういう好調な状態ですから。
大越 はい。
落合 要はこれから来年に向けて、他球団はどういうふうに岡本というバッターを分析して強いところはどこなんだ、打ち取れるところはどこなんだ。これから徹底的に解剖していきますから。
大越 なるほど。
落合 その時にどういう対応をできるかっていうのが岡本の真価が問われるところじゃないですか。
大越 ほー。
落合 だから、今年はあんまりどこもそんなに重い存在だとは感じていないはずです。
以上です。
評価するのは来年次第ということでしょうか。でも、岡本は少しずつ成績を上げるような段階を踏まずにいきなり特別な選手になっているのが素晴らしいと思います。