2018年9月4日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦の9回にまたもリリーフ陣が大乱調で6点差を大逆転されてしまった中日ドラゴンズについて元横浜の高木豊、楽天で監督をしていたデーブ大久保、元横浜の斎藤明雄がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
高木 セ・リーグのCS争いはまだまだ分からないんですけども。
アナ そうですね。
高木 明雄さん、もうドラゴンズはもったいない試合がすごく多いんですよね。
斎藤 後ろのピッチャーが逆転されてやられているのが本当に多いですよね。
高木 もう9回を抑えていれば勝っている試合が何試合あるのかと。
斎藤 そうそう。
高木 明雄さんは抑えピッチャーをやっていましたけど、心得って何かないんですか?
斎藤 まあ、バッテリーで浮き足立たないことが大事だし、ピッチャーはまず1アウトを取ることを考える。
高木 うん。
斎藤 だから、2球投げたら平行カウントにするようにしていたらフォアボールも出にくくなるんですよ。
高木 うん。
斎藤 それとバッターに粘られても焦らないこと。それが一番大事だと思いますね。
高木 なるほどね。
斎藤 それで極端なことを言うと、3点差あれば2点取られてもいいぐらいの気持ちで楽にしていった方がいいと思いますね。
高木 なるほど。デーブさん、やっぱり抑えがしっかりしないと監督としても落ち着かないよね。
大久保 自分のチームもそうだし、相手もまだまだ試合が9回まであるぞっていう気持ちで序盤から気持ち的に楽にさせちゃいますもんね。
高木 やっぱり、いいピッチャーがいると相手も6回までに何とかしないとって考えますもんね。
大久保 最後の3イニングを抑えられるとなると、6回までに何とかしなきゃってなりますよね。
高木 相手は勝手に焦ってきますもんねぇ。
大久保 うん。
高木 だから、中日っていうのは本当にもったいない試合が多い。
アナ はい。
高木 打線というのは本当に素晴らしい打線を持っているだけに、もう本当に頑張ってほしいですよね。
アナ CS争いが混戦なだけにね。
高木 そうですね。
以上です。
後ろがこれだけ不安定だとベンチも頭が痛いでしょうね。どうすればいいんでしょうか。