2018年9月11日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦で今季初登板、初先発の東北楽天ゴールデンイーグルスの安樂智大のピッチングについて元横浜の高木豊とヤクルトで監督をしていた真中満がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
【この日の安樂の投球内容】
6回114球、被安打9、本塁打1、奪三振1、四死球1、失点1
アナ 今シーズン、初登板で初先発の楽天の安樂智大投手のピッチングを皆さんが注目されていましたが。
高木 はい。
アナ 今日は6回を9安打5失点という内容でしたね。
高木 まだ21歳で若いピッチャーなんでこれから将来を嘱望されていますけども、真中さんは今日の安樂のピッチングをどう見ましたか?
真中 今までの安樂のピッチング内容は少しコントロールが悪いんですけど、もう少し真っ直ぐが走っていて、少し荒れるようなピッチングだったんですよね。
高木 はい。
真中 それで今日は、そういうのが全くなくて、コントロールをしっかりと投げているんですけども、少し球の力が無かったんですよね。
高木 うん。
真中 真っ直ぐがMAXで142キロから143キロで常時130キロ台の後半なんですよね。
高木 うん。
真中 だから、そのへんのストレートの走りを見ていると少し物足りないピッチングだったように見えましたね。
高木 21歳でまだ若いじゃないですか。
真中 そうですね。
高木 これから先が長いじゃないですか。
真中 はい。
高木 そのピッチャーに対して、じゃあもっとコントロール荒れてもいいから、もっと腕を振った方がいいぞとアドバイスしますか?
真中 まずはコントロールが大事なんですけども。
高木 もちろんね。
真中 もちろんこの段階だったらいいと思うんですよ。ここから更に腕を振って力を入れたときにボールのスピードが出て、コントロールも良くなるという投球ができるようになると勝ちも付くようになるかなと思うんですけども。今のピッチング内容だとちょっと物足りないんですよね。
高木 うん。バッターとしてはちょっと荒れた方が打ちづらいよね。的が絞りづらいし。
真中 そうですね。少し怖さがないと相手に思わせるようなピッチングに今日は見えましたね。
高木 なるほどね。
アナ 今後も進化してほしいですね。
高木 そうですね。
以上です。
そろそろ本格化してもらわないといけないピッチャーだと思います。