2018年9月11日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で1試合2ホームランを打ったものの9回に少しマズい守備があったと評された阪神タイガースの大山悠輔について元横浜の高木豊、元ヤクルトの真中満、元ロッテの里崎智也がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。

 

【この日の大山の打撃内容】

1打席目 死球

2打席目 レフトホームラン (打点1)

3打席目 キャッチャー内野安打

4打席目 レフトホームラン (打点1)

5打席目 レフトフライ

シーズン打率.252 (9/11の試合終了時点)

 

 

アナ 大山選手が途中まで良かったんですよね。

 

高木 もう途中までっていうか、ヒーローインタビューを考えていたんじゃないかっていう、真中さん。

 

真中 まあ、完全にヒーローインタビューの流れでしたからねぇ。

 

高木 まず1本目のホームランなんかは飛距離、そしてパワーを見せてつけてますよ。

 

真中 あの辺の中段までってなかなか飛ばないですもんね。飛距離は本当にあります。

 

高木 第3打席のノーアウトランナー1塁でセーフティバントなんかも自分のアイデアですかね。

 

真中 うーん。どうですかね。僕なら打ってほしいですけどね。ホームランの後だけにね。

 

高木 ただ、こういうことも出来るのはいいですよね。

 

真中 そうですね。まあ、気分的にも余裕がありますよね。

 

高木 そして、2本目のホームなんかも完璧でね。成長してきたなというのを感じたんですけども、やっぱり最後の守備はどうですかね?捕れないのかなあ?

 

真中 まあ、ちょっと見て検証してみましょう。

 

高木 里崎さんも検証してください。

 

里崎 はい。

 

【状況】

9回表、阪神1点リードでピッチャーは抑えのドリス

1アウトランナー1-2塁で大島が高く跳ねるサードゴロを打つ

高く跳ねたボールを大山が前に出て捕ろうとするがショートバウンドが合わずにボールがグラブの下を抜けてしまい後ろに逸らして内野安打に

その後にドリスが打たれて勝ち越しを許す

 

 

高木 これどうですか?僕は一つ待っても、一つのアウトは取れてたと思うんですよ。

 

真中 うーん。ちょっと空振りに近い部分もありますね。

 

高木 空振りねぇ。

 

真中 上手く捕っていればファースト完全にアウトのタイミングですもんね。

 

高木 まあ、出たことに対して責めることはできませんけどねぇ。

 

真中 そうですね。

 

高木 里崎さんはどう見ます?

 

里崎 僕は前に出ていいと思うんですよ。

 

高木 うん。

 

里崎 でも、それを捕れなかったということはもう練習するしかないですよね。

 

高木 簡単やなあ。

 

真中 ハハハ(笑)

 

里崎 もちろんそうです。でも、あれを待ってセーフの方がショック度がデカイんですよね。

 

真中 確かに。

 

高木 それだったら技術的に言えば、もうちょっと膝を柔らかく使わないといけないですね。グッと低くね。

 

里崎 グローブ1個分ぐらい空いてますもんね。

 

高木 うん。膝を前に送ることによって、あのボールを捕れるようになるかもしれない。そういう練習をしてほしいなという。

 

里崎 今のはしっかりと伝わったと思うんで、明日から練習してもらいたいですね。

 

高木 ヒーローインタビュー考えてただろうね。

 

真中 あそこまで来てましたからねぇ。ちょっと残念でしたね。

 

 

以上です。

見た感じ精一杯、前に出て捕ろうとしているんですけど高木豊からしたらまだ甘いようです。

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