2018年9月13日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.広島カープ戦で1点ビハインドの3回表の攻撃のシーンで横浜DeNAベイスターズのラミレス采配について元横浜の平松政次、横浜で監督をしていた大矢明彦、元ヤクルト広島の笘篠賢治がフジテレビアナウンサーの小澤陽子と共に語っています。
【状況】
1点ビハインドで3回表、ノーアウトランナー1塁
打者大和でバントをせずに1塁走者の柴田が盗塁死
アナ DeNAはカープに2連敗となりましたがいかがでしょうか?
大矢 そうですね。まあ、チームの状態が悪いときのゲームをしているんですよね。
アナ うーん。
大矢 でね、今日はカープに1点先制されて、その後に3回表に柴田がヒットで出るんですね。それでノーアウト1塁。このケースはチームの状態がいいなら選手に任せて打たせていってもいいんですけどね。平松さん、僕は次のバッターの大和にバントで送らせてほしかったですね。
平松 ですね。早めに同点の形を作ってやる方がチームも勢いに乗るだろうし、相手もイヤだもんね。
大矢 そうなんですよね。苫篠さん、チームに勢いを付けるということが大事なことかなと思うんですけどね。
苫篠 僕がカープの選手で守っていたとすると、何をしてくるのかと考えたら、バントか強行策でエンドランだと思ったんですけど、まさか走らせてこういった形を取るのはちょっと僕も考えていなかっただけにこういう攻撃の仕方は驚きましたね。
大矢 はい。平松さん、最初に言いましたけど、これはチームに勢いがあって勝っている状態ならこういう作戦は成功するんですよね。
平松 そういうことですよね。まあ、走った柴田なんかもチームの状態がいいなら思いきってプレーが出来ますしね。
大矢 はい。
平松 ちょっとチーム状態が良くないと安全に考えがちになってしまうからスタートも遅れてアウトになる可能性が高まりますよね。
大矢 そうですよね。だから、チームに勢いを付けていく、チームを攻撃で動かす、これが監督の仕事だと思うんだよね。
アナ それがまた勝ちに繋がると。
大矢 繋がる努力をしてほしいですね。
以上です。
バント大好き世代が少し結果論臭いことを言っていますけど、ラミレス采配は色んなことが裏目に出る負のスパイラルに入っています。