2022年4月22日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦でまたもチームの連敗を止めた阪神タイガースの青柳晃洋のピッチングについて元横浜の平松政次、楽天で監督をしていた田尾安志、ヤクルトで監督をしていた真中満がタレントの磯山さやかと共に語っています。

 

青柳のヒーローインタビューの一部

青柳 チーム的には厳しい状況ですけど、これだけファンが球場に来てくれてるんで、絶対に勝とうと思って投げました。(チームのビジターでの連敗は)報道でたくさん見てたので、何とか勝って流れを作りたいなと思ってました。

 

 

青柳を語る

この日の青柳の投球内容
9回124球 被安打3 奪三振7 四球2 失点0
今季2勝0敗 防御率0.57(4/22の試合終了時点)
またもチームの連敗をストップ!

 

磯山 阪神が神宮で勝利し、ビジターでの連敗を止めました。青柳投手が完封です。

 

真中 はい。平松さん、この試合のポイントをお願いします。

 

平松 初回1塁2塁でバッター村上という場面ですね。青柳は去年、村上に15打数8安打3ホーマーされている。

 

真中 うんうん。

 

平松 物凄く苦手にしてるわけですよね。それで初回のピンチにどんなピッチングをするかなあというところでね。

 

真中 はい。

 

平松 初球ストライクであとは高低、高低と低めにと絶対に甘い球は投げないというね。相当ピッチャーとしては神経を使ったなと。これ最後まで持つかなという神経の使い方でしたよ。(最終的には四球で歩かせる)

 

真中 平松さん、やっぱり相性の悪いピッチャーというのはかなり投げずらいですか?

 

平松 投げずらいですよ。やっぱりタイミングが合うんでね。少々いいボールを投げても打たれるんでね。でも今日の青柳は「絶対に打たれない」という執念があったピッチングでしたね。

 

 

真中 他にもポイントはありますか?

 

平松 また青柳なんだけど、6回裏のピンチ。2点差で先頭の青木に2ベースを打たれて、そこからクリンナップ。まず3番の山田が三振ですよね。 

 

真中 はい。

 

平松 この投球もけっこう気合いの入った速いボールでしたよ。そして苦手な4番村上には最後にインコースをズバッと突いて三振。この辺なんかは強気で見事なピッチングでした。

 

真中 田尾さん、青柳は素晴らしかったですね。

 

田尾 青柳はね、顔だけ見てると、こんな強気のピッチャーなんだってなる(笑)

 

真中 はい(笑)

 

田尾 スゴい向かって行きますよね。

 

真中 うんうん。

 

田尾 今は自分のボールに自信を持ってると思うんですよ。だからガンガン投げていきますから、そうそう打たれないんですよね。

 

真中 はい。

 

田尾 クセ球でね。

 

真中 立ち上がりこそは慎重でしたけど、3周り目でのピンチは強気でいってましたね。

 

田尾 初回は立ち上がりで2点先制してもらって、これで勝たなきゃいけないという気持ちが出過ぎたのかもしれないですね。

 

真中 そして今日の青柳は内野ゴロが17個。

 

田尾 これはいつも通り。やっぱり真っ直ぐに見えてちょっと落ちる球、これで大体ゴロになるんですよね。

 

真中 タイガースの内野陣が必死に守るんですよね。

 

田尾 大山がファーストになってから内野が締まってますよ。大山はファーストが非常に上手い。

 

 

以上です。

エースのピッチング。
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