2018年9月16日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のシアトルマリナーズ戦で20号ホームランを放ったアナハイムエンゼルスの大谷翔平についてメジャーで活躍した高橋尚成がフリーアナウンサーの上田まりえと共に語っています。
【この日の大谷の打撃内容】
1打席目 センターホームラン
2打席目 見逃し三振
3打席目 ライト前ヒット
4打席目 空振り三振
シーズン打率.293 (9/16の試合終了時点)
【大谷の試合後のコメント】
大谷 (1年目20号到達については)すごく嬉しいですけど、まだシーズンは終わっていないので明日からまた切り替えて頑張りたいと思います。(20本の中で納得できる打席については)序盤のホームランとまた内容が違ったりとか、そういうのはあると思いますけど、正直実力よりホームランが出ているという部分はあるかなとは思うので、それは相手との兼ね合いだったりとか、運が良かったりとか。最近はどちらかというと、前半よりもいい打席が増えているかなと思うので、そういう打席をあと15試合で1打席でも多く作っていければなと思っています。(3番トラウトの後ろを打つことについては)かなり得点の機会が多くなってきますし、ほぼ確実に塁にいるシチュエーションが多いと思うので、今日の最後もそうですけど、何とか出塁できるようにトラウトのあとに2本打てましたけど、ああいうとろこでも2点3点入るシチュエーションが作れるんじゃないかなと思っています。
アナ 大谷選手、見事なホームランで日本人選手では松井秀喜さん以来のシーズン20号となりました。
高橋 うーん。素晴らしいですね。大谷選手、今日のホームランは大谷選手らしいホームランだったと思いますね。センター方向にいい打球でしたよね。
アナ はい。
高橋 3ボール1ストライクというバッティングカウントで打ちましたけど、これだけ甘ければ大谷選手ぐらいになるとスタンドまで運びますよね。
アナ はい。
高橋 ほぼ真ん中付近の球ですし、バッティングカウントであれだけの甘い球が来ればこういう結果になりますね。
アナ 打った瞬間のホームランでした。
高橋 うん。
アナ このホームランを目の当たりにしたマリナーズのイチローさんは「初めて日本人としてホームランバッターが来たなという感じはします。今日も詰まりだと思う。あれがセンターにいくのはホームランバッターでしょうね」と語っていたそうですが、この話を受けて大谷選手はこのように話しています。
【そのコメントを受けての大谷のコメント】
大谷 自分ではホームランバッターだとは思っていないんですけど、色々なやり方で得点に絡んでいけるように、それも一つの手段として数多く長打を打てればと思います。
アナ イチローさんに褒められたということで嬉しそうにしつつも、謙虚な大谷選手らしいコメントです(笑)
高橋 まあ、ホームラン20本も打ってれば十分ホームランバッターですよ。そこは謙遜していましたけど、やっぱり誰もが認める長打力というものがあると思うので、イチロー選手もそれを認めているということでしょうね。
アナ 大谷選手がこうやって活躍することによって松井さんの名前ですとか、過去に活躍した日本人選手の名が出てきますもんね。
高橋 そうですね。イチロー選手がどんどん記録を塗り替えていって、レジェンドの名前が出てくることを私たちは知りましたよね。それも大谷選手がそういうものを見習いながら今後もやっていくと思うんですよね。だから、大谷選手の活躍によって今後もレジェンドの名前が出てくるでしょうね。
アナ たくさん記録を作ってほしいですね。
以上です。
大谷は完全にパワーヒッターです。