2018年10月1日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.北海道日本ハムファイターズ戦に先発し、8イニング1失点の好投で16勝目を上げた埼玉西武ライオンズの多和田真三郎のピッチングについてヤクルトで監督をしていた真中満、横浜で監督をしていた大矢明彦、元横浜の平松政次がタレントの衛藤美彩と共に語っています。
【この日の多和田の投球内容】
8回126球、被安打8、奪三振4、四死球0、失点1
今季16勝5敗 防御率 (10/1の試合終了時点)
【多和田のヒーローインタビューの一部】
多和田 優勝は決まりましたが、自分のやるべきことをと思ってやりました。(最多勝が見えてきたことについては)まだ最後まで何があるか分からないので、そこは・・・あとは・・・待って・・・頼みます・・・(笑)
衛藤 昨日(9/30)、リーグ優勝を決めたライオンズがファイターズに逆転勝ちでした。
真中 そうですね。強いですねぇ。多和田投手は最多勝の16勝ですからね。
パ・リーグ最多勝争い (10/1の試合終了時点)
ランク | チーム | 選手 | 勝敗 | 防御率 |
1位 | 西武 | 多和田真三郎 | 16勝5敗 | 3.81 |
2位 | 西武 | 菊池雄星 | 14勝4敗 | 3.08 |
3位 | ロッテ | ボルシンガー | 13勝2敗 | 3.06 |
3位 | SB | 石川柊太 | 13勝6敗 | 3.59 |
衛藤 はい。
真中 もうほぼ確定ですね。あとは単独でどうかってところなんですけど、平松さん、多和田のこのピッチングはどうでしたか?
平松 ヒーローインタビューで何を喋ってたかイマイチ分からなかったね(笑)
真中 ハハハ(笑) そこですか(笑) ピッチング内容の方をお願いしていいですか?(笑)
平松 昨年からの話をすると、昨年も体が柔らかくて、手が遅れてくるピッチングフォームで、だいたいシュート回転の球はすぐに打たれたんですよ。
真中 はい。
平松 それが今年はそのボールが無くなりましたね。
真中 あー。
平松 そのことによって、ボールの力は非常にあるんで、昨年よりは数段成長したなと。
真中 そうですね。
平松 もうエースに仕上がりましたよね。
真中 はい。大矢さんは今日の多和田のピッチングはどうですか?
大矢 今年の多和田は悪いときって、腕をバックスイングしたときに外回りするんだよね。
真中 なるほど。
大矢 それで手首が少し寝る感じなんだけど、それが今年はずっと上からボールを投げられているんでね。
真中 はい。
大矢 それで球に力があったんですけど、やっぱり左バッターへの攻めが下手だったんだよね。
真中 はい。
大矢 それが今年は十分に克服できてね。自信を持って投げているもんね。
真中 そうですね。16勝ですからスゴいですよね。
大矢 これはスゴいですよ。14勝の菊池と合わせて30勝ですからね。
真中 ですね(笑)
以上です。
16勝で完全にエースの働きです。