2018年10月11日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で2018年のレギュラーシーズンを終了した北海道日本ハムファイターズについて元中日の谷沢健一、元横浜の斎藤明雄、中日で監督をしていた谷繁元信がフジテレビアナウンサーの小澤陽子と共に語っています。
今シーズンの成績
74勝66敗3分
チーム打率.251 (リーグ3位)
チーム防御率3.77 (リーグ2位)
アナ 日本ハムが札幌ドームでの最終戦を勝利で飾りました。
谷沢 はい。栗山監督が今シーズンで7年目なんだけど、そのうち5回がAクラスで優勝2回。
アナ そうですね。
谷沢 しかし、優勝のあとは下位に沈むというね。去年は5位ですからね。まあ、そういう意味では挽回すべき年でしたね。明雄さん、今季の日本ハムについてはどんな印象を持ちました?
斎藤 シーズン当初は大谷が抜けて、投打の2人の主軸が抜けたような感じだったんですけど、それを栗山監督のやり繰りの上手さで勝ち進んできたのかなと。
谷沢 うん。
斎藤 それで1点の取り方がイヤらしい点の取り方。今日のように付け入る隙があったらすぐに得点するという素晴らしい野球をしたんじゃないかなと思いますね。
谷沢 うむ。
斎藤 大谷が抜けた分、中田があまり力まないで、打率は低いんですけど打点も100を超えていますからね。4番としてスゴい働きをしたんじゃないかなと思いますね。
谷沢 谷繁さん、今日の打線を見ても脇腹の肉離れでレアードがいない、それで中田の4番で今日はアルシアがいい結果を出しましたよね。
谷繁 はい。状態を少し上げたのが救いですよね。
谷沢 うん。この辺はクライマックスシリーズ突破に向けてどうですかね?
谷繁 この2人もそうなんですけど、やっぱり西川、大田、近藤の3人が出ると中田とアルシアがまた生きると思うんですよ。
谷沢 なるほど。
谷繁 だから僕はそっちの方がカギを握っているんじゃないかなと思いますけどね。
谷沢 大田の2番、近藤の3番というのは大きなカギになるね。
谷繁 そうですね。
谷沢 まあ、そういう意味ではクライマックスシリーズのファーストステージは非常に楽しみですね。
アナ そうですね。
以上です。
栗山監督は5回もAクラスですから名将ですね。